ハワイしか行かない。8

波乗りを初めてから
1年過ぎた頃、アイランドクラッシックという
サーフブランドの代表のデービッドと
知り合いになった。
デービッドとイーストに出かけて日、
地元の悪そうなローカルがビーチに
屯していた。
(あーなんかやばいなー)と
感じていたら、刺青いっぱいのガタイのいいハワイアンローカルがこちらに向かってくる。。

おいおい。。。

「アロハー!デービッド!ワッツアップ!」

みんなデービッドに敬意を表していた。

デービッドは、ハワイのレジェンドの一人だったのだ。
デービッドが歩くとみーんな
シャカを出し、挨拶してくる。
当然、後ろにいる青年の僕にも、
みんなが注目する。
海に入るとデービッドのために
場所を開ける、波を譲る。
イーストの海で、日本人にローカルが波を譲るなんて事は、20年かかるだろう。笑

で、たいしてうまくない僕のために
みんなが遠慮してくれた。。

デービッド、恐るべし。笑

別れ際デービッドがたまたま
僕の友達のネルソンを連れて行ってたので、
一言。。

「ネルソンとは親しくしない方がいいよ」

デービッドは人を見る目があった。笑


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