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ゴミ屋敷の片付けかた

前回、弟の家を訪れたときにあった山のような督促状。
日付もバラバラで、たぶん支払ってないんだろうなーとは思うけど、私が支払う義務もないのでほったらかしにしていたら、また新しい督促状が届いていた。
中身を開けると、電気、水道料金やケータイ料金など。あとカタカナの債権管理会社などなど。
前回は電気ついていたけど、今回は電気も止められていた。
水道のみ。
まずは、大量の空き缶やペットボトルなんかを片っ端からごみ袋に入れるだけなので、掃除機なんかはまだまだ先の話。

何袋かはごみ袋に入ったまま捨てられてない状態なんだけど、ゴミステーションに持っていくことすら出来ないんだ‥。
しかも、その空き缶はまったく潰されてなくて。
潰したら倍は入るんじゃ?と思うけど、そのままの形でした。
ガシャガシャと缶を袋に入れている弟に「缶は少しでも潰してから入れて」と声をかけた。
何袋もごみ袋がいると思うのに、それすら大事に使わない弟にまた腹が立った。しかも自分で買ってもいない。

部屋の中は暖かくはないけど、凍えるほどではないと思うのに、弟はしきりに寒い寒いという。電気がついたらいいのに。と呟いているのが聞こえた。
ムカついた私は「電気代を払ったら、また電気がつくと思うよ」と至極当たり前のことをいった。
お金を出してもらいたいのなら、ブツブツ呟いているだけではダメだよな。

山積みになったペットボトルの袋、缶の袋、紙類の束。
集合住宅のゴミステーションにはこんなに一気には出せないから、何回かに分けて。

父が亡くなった月のままになってるカレンダーも外して、今年のものに。

汚れたモノなのか、キレイなモノなのかの区別もつかないので、全部洗うつもりで洗面所へ。
みてみると破れているモノがあったり、くつ下片方なかったり。くつ下はもしかしたらまたどこかから出てくるかもしれないのに、見当たらない!とすぐ判断してゴミ箱に入れようとする。お金ないくせになんでも捨てるんかい。
捨てて欲しいゴミは溜め込むのに。

あと、コンビニでもらう袋の山。
1枚2円とか3円。何十枚と出てくる。こういうムダなお金のかけかたが本当に腹が立つ。

そのくせに、新品のハンディアイロンがあったけど要らないって言うからメルカリにでも出すか…と言いながら持ち帰ると、翌週には売れたかどうか聞いてくるし。

話をしても腹が立つけど、ゴミをどんどん捨てているとごみ袋の中にその鬱々とした気持ちも詰め込めるような気がして、どんどんごみ袋が出来上がっていく。

まだ寒い時期だから、臭いも抑えられているだろうし
着込んでいるうえ、動いてるからそんなに寒く感じない。

電気がつかないから、暗くなったら作業は終わり。


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