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努力することには結果以上の価値がある 思うは招く

現代では、うつなどのメンタルヘルスを煽る要因となることから「頑張れ!」と声を掛けてはならないと言われています。

そもそも、頑張るとは、夢や目標を達成するために努力し続けることです。
しかし、現実は、努力が必ず報われる保証などありません。
どんなに努力しても一向に成果に結びつかない自分に自己嫌悪になったり、自暴自棄になることも少なくありません。

「努力した者がすべて報われるとは限らない。しかし、成功したものは皆、すべからく努力している。」

スポーツの世界などで良く使われる言葉です。
この「言葉」ですが、有名な書籍である「7つの習慣」に出てくる「農場の法則」に通じます。

農場には、即効性のある解決策など存在しません。
種を蒔き、 肥料を与え、水をやり、成長を支え、そして収穫するのです。
つまり、種を蒔かずして、決して収穫することはできません。

さらに、どんなに努力したからと言って、台風などの不可抗力により、収穫が叶わない可能性だってあります。

この「蒔いたものしか収穫できない」と言う「農場の法則」は、人間が成長あるいは成功するためのプロセスとして存在する、ある意味、原理原則なのだと思います。


「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。

人間の能力には限りがあります。
その上で、可能な限りの努力をしたら、あとの結果は、人の能力で、どうこうなるものではありません。
努力をしたのであれば、焦らず、結果を運に任せるしかありません。
そして、それが、どうであれ、自己嫌悪になったり、自暴自棄になるなど後悔してはなりません。
その現実を受け止めて、次に進むしかないのす。
諦めてしまったら、それで全てお終いです。

リサイクル用マグネットや宇宙開発をしている北海道の植松電機の植松 努さんのスピーチ「思うは招く」をご紹介します。

仮に努力し尽くしても達成できなかった場合でも、確実に、その人自身は成長しているはずです。
努力には決して無駄などないと考えます。
仮に今は失敗だったとしても、その努力は、必ず将来の成功への軌跡であるはずです。
ましてや、努力する前から「どーせ無理」などと言う言葉はあり得ないと思います。

私は、努力している人に対しては、決してネガティブにならず、その価値に気づいて欲しいと思います。
成功を思い続け努力することは、いつか成功を招くのだから諦めずにポジティブに敢えて、「頑張れ!」と声を掛けたい。

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