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嫌いこそリアルなその人

劇団WAGNAS団長オンダ・シュウジです!

時々、嫌いなものが多いね、生きにくそうだねって言われます。

ですが、一人で何か考えをこねくり回したり、時々こういうところに目的なくアウトプットしているだけなので、直接何かをしてやろうとか人様の迷惑になるようなことは基本ないはず。

直接の知人でこの手の話ばかりでゲンナリさせてる場合はごめんなさい!

しかし同時に、変に神経質で拘り屋みたいなところもあるので、「なぜ嫌いか」を考えて込んでは、隙あらば言語化・文字化する機会を狙っているような気もします。

ゆえに、「生理的に受け付けない」的な思考停止の言葉が、一番嫌いかもしれません(笑)

しかし、なぜ人は「嫌い」を語りがちなのだろう。

それはシンプルに、嫌いなものの方が多く目につくからだと思います。
それに「今好きなもの」は10年後も好きかわからないけど、「今嫌いなもの」は恐らく10年後も嫌いなまんまだと思うのです。

さらに言えば、多くの人にとって好きなものと言うのは案外「ライトな好き」だったりして簡単に語りつくしてしまうし、「ヘビーな好き」の場合は極める程に語れる相手も限られてしまう。

「ライトな好き」は流行…つまり音楽、芸能、アニメ、映画などなど、
メディアによって日々齎される新情報の中から見つかるモノの事が多いから、好きになりやすく語りやすくもあるけど、浅く飽きやすいと思ってます。

流行以外においても、一過性のマイブームだったり、知人に教えられプチハマり中…みたいな事も往々にしてあるでしょう。
だって、10年単位で継続している趣味や、推し続けているモノなんて、ない人の方が多いのでは…?

逆に、深淵の如く「ヘビーな好き」の場合は、同じレベルの「好き者」でない場合、語っても話にならなかったりウンザリされてしまいますよね。
それこそ一昔前のステレオタイプなオタクのように、相手の事など考えず「マシンガントーク」してしまうような奴になりかねません(笑)

ドンピシャに「好きの熱量」が合致する相手との会話ならそりゃもうメチャクチャ楽しいんだろうけど、そんな出会いは殆どない。
また、知識や情熱など熱量の差、今までにお金を使った額や費やした時間などの「推し具合」によって、マウント合戦になってしまう可能性もあります。

だから、世の中にある「誰かの好きなもの」と「誰かの嫌いなもの」の総数は同じかもしれないけど、
「好きなもの」は一過性の話題だったり話せる相手が限られてしまうから、「嫌いなもの」ばかりが目についてしまう世界なのかもしれません…。

そんな風に、「好きを語る行為」って意外と食わせ物だと思っているので、好きなものを聞くより嫌いなものを聞く方がその人のことが分かって見えたりします。
それに「嫌い」を聞く方が、個人的に楽しかったりもします。

感覚として、「好き」は深いか浅いかどっちかのことが多いが、「嫌い」は一番リアルなその人の根っこの感情なんです!

もちろん不要な争いを避けるために、あえて「嫌い」の話はしないという心優しい人や面倒臭がりな人もいると思いますが、
僕はそうは思わないので、常識の範囲内で今後も嫌いなものの話をしていきたいと思います!

誰かの好きなものを嫌いというかもしれませんが、その誰か自体を嫌いなわけではないし、好き嫌いはみんなお互い様なので「こういう意見もあるんだなー」でお納めください…(笑)

要約すると…

つまりオンダは、多くの人にとって「好きなものは意外と一過性」「嫌いなものは案外に永続性」と基本考えているということ。
「云十年単位の好きすぎる」は、周囲と熱量や価値観が合わなきゃかえってウザくなるパターンもありえるということ。
ゆえにその人の内面を知るには「嫌いなもの・こと」を知るのが一番早いと思ってる…と言う話でした!

まぁここnoteは特殊なSNSというか、あまり「周囲」を気にする必要はないから、好きも嫌いも自分の好き勝手に、皆さん大いに語ればいいと思います!

結局はすべてがエゴですからねー。


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