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透き通った空気の香港にて、生活環境におけるAQIを考える

久しぶりのニューデリートリップを経て、戻ってきたのは香港だ。深夜便で5時間というフライトで、寝たと思ったら着陸しているという移動時間を無駄にしない旅程だ。ニューデリーと香港の時差は2時間半。到着すると香港時間8時過ぎ、朝もしっかり使えるわけだ。到着すると香港は青空だった、人間とは敏感なもので空気の綺麗さに久しぶりに驚くのだった。それもそのはずニューデリーは大気汚染が申告化しており、目の前が見えないぐらい空気質が悪化している。僕のアプリでもニューデリーはPM2.5 166 / PM10 355  北京のPM2.5 52 / PM10 92とこの量数値で比べても3倍以上の開きがあり、Air Quality Index(空気室指数)で比べると北京の(Very Polluted)に比べてニューデリーは241(Very Polluted)と赤ゾーンのVery polluted な北京よりも悪い空気質の数字だ。


AQI is measured by monitoring the amount of pollutants in the air. Different pollutants have different effects on health and environment. The AQI is calculated using a formula that takes into account the concentration of each pollutant and its relative importance. The worst pollutant determines the overall AQI.

AQIがどのように測られているのは上記の通りだ。ちなみに指数値のレンジは0-500である。今日到着したばかりのここ香港はPM2.5 16 PM10 27というAQIでも61 Good だ。これは体験できる違いだ、ニューデリーでは歩いているとしばらくすると眼が痛くなり、息苦しくなってくる。時折来る僕らのような旅行者にとってみたらそれも風情のひとつとして消化できるのだろうが、住んでいる人にとってみたら死活問題だ。いつも東京からストレートで香港に来ることが多いので、こういう目線で気づいたことはなかったが、空気含めてすべてにおいてクリーンなんだなぁっと再確認する。

よく僕は日本の水の素晴らしさについて書いているが、この素晴らしい水も素晴らしい空気に守れている。水が豊かであるのは空気が美しく澄んでいるということだ。今日の香港の空気の美しさのように、普段は全く気づかないものでもその環境が享受できない場所との差をここまでビビッドに味わうと、かけがえのないありがたみに変わる。旅をするというのはその土地土地の魅力にも触れることだが、改めてWAGYUMAFIAがホームとしている東京と香港の素晴らしさに触れるのだった。どんなにビジネスが良かったとしても環境の素晴らしさはトレードオフはなかなか出来ない。それは僕らが日本という恵まれた自然に育ったこと故の性なのだろうと思う。

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