見出し画像

1on1に議事録は必要か?

こんばんは。ずっきーです。
センバツが開幕しましたね!応援していた近江高校が敗退してしまい、少し凹んでおります。

さて、先日投稿した“関係の質”の話題に続いて、マネジメント系のトピックスをお送りします。本日は1on1についてです。最後までお読みいただけたら、嬉しいです!

※“関係の質”についてはこちら

1on1=対話の時間

近年多くの企業に取り入れられ、ビジネスの現場でも耳馴染みのある言葉になってきましたが、そもそも1on1とはなんでしょうか?

1on1とは、上司と部下が定期的にマンツーマンでミーティングを行い、部下の成長を促すマネジメント手法のことです。実施されるミーティングは、1on1ミーティングとも呼ばれ、対話を通してコミュニケーションを取ることが特徴です。

1on1とは?目的や面談内容・従来との違い【取り組み調査あり】

上の記事にもある通り、“対話”を通じてコミュニケーションをすることが、1on1の特徴だと思います。僕は無類の1on1好きです。ただのお喋り好きかと思われるかもしれませんが、その通りです。テーマも業務内外問わず、なんでも聞きたいですし、その対話を通じて自分の知らない相手の一面を知ることができたりすると、なんとも言えない充実感があります。上司と部下、という関係ではなく、他部署のマネージャーや、斜めの関係の上司部下まで、機会があれば気軽に1on1を申し入れるタイプです。

そんな僕が嫌なのが、1on1が盛り上がってきた頃に時間が来てしまい、会話が尻切れトンボになること。なので僕は1on1の予定をセットする際、次の予定をなるべく空けておき、盛り上がったら延長可能なスケジュールにしていた。1on1のためにここまでやっている人は、あまりいないのではないでしょうか。。

つまり、1on1とは僕の中では“対話を通じた相互理解を深める場”という立ち位置です。しかし、そうではない考えをお持ちの方もいるようで。。

1on1の議事を取る人たち


そんな僕の過去の上司(=Mさんとする)に、1on1の議事を全て取っている方がいました。Mさんが上司(=僕にとって2つ上の上司)と1on1をする際は、話す前からAgendaを決めておき、その時間で決議された事項・要検討事項・ネクストアクション等を全て議事に残し、面談終了後にメール送付していていました。自分とは真逆の1on1スタイルを敷いており、かなりびっくりしたことを覚えています。(ただ、Mさんは部下の僕に対して同じ1on1のスタイルを強制することはなかったですし、僕が好きなフリースタイルの対話にも応じてくれました。あくまでMさんが“部下”として1on1に臨む際のスタンスらしいです)

Mさんの言い分としては、(Mさんが部長クラスの方なので)『上司としての1on1の相手は事業長や役員等それなりの方になる、つまり普段全然掴まらない。だから、1on1の30分で4-5つのテーマの決議・合意を取りたいので、ヌケモレが無いようにAgenda化している。また、そのような人は、自分のこと言ったこと忘れがちだから、ちゃんとエビデンスを残しておきたいんだ』と。

Mさんの仰っていることはすごく理解できました。確かに、上の人というのは自分の言ったことを忘れがちです。僕も、その現象に名前をつけたいと思ったことが何度もあります。なので、その時は『1on1をそのような目的で捉えている人もいるんだなぁ、珍しい人だな』くらいの感じでした。しかし、研修等で他部署のマネージャーと1on1の話題になると、議事を取る派の人は一定数いることがわかりました。Mさんとは毛色が少し異なりますが、彼らの言い分はこんな感じでした。

『話題に困らないように予め書き出しておきたい』
『相手が何を言ったか忘れないようにしないと』
『相手の目を見て話すと緊張するから、何か目線を向ける先が欲しい』

えーーーーーーーーー

『そーゆうもん?1on1っておしゃべりじゃないの?だってみんな、スタバでお友達と喋ってて、議事取らないでしょ?そんなことしたら嫌われるよね。。?』

というのが僕の感想だが、これ、皆さんはどうでしょうか?

まとめ

正直、僕の考えとしては、対話をするから1on1なわけで、決議、合議のための場は1on1ではないと思います。それは仮に2人で行ったとしても、普通の“会議”なのではないでしょうか。ただ、1on1の目的は人それぞれなので、一番大切なのは当時者となる2人の目的と目線が揃っていること。だから、揃っていればどっちでも良いのかな、とも思います。

でも、僕は超フリースタイルでおしゃべりしたいタイプだから、議事録は取れないですね。笑 

以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました!

※おまけ
1on1についての調査をいくつか見つけたので、興味がある方はご覧になってみてください。



この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?