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息子がきっかけで相撲にハマった話

こんばんは。ずっきーです。

昨日、息子と共に21時頃寝落ちしてしまい、連続投稿が途切れてしまいました。。本来であれば昨日投稿する予定であった大相撲について、本日はお送ります。


春は色々なスポーツの開幕シーズン。昨日、大相撲の春場所が初日を迎えました。僕は、今までまで全く相撲は見ていなかったのですが、息子がきっかけで見るようになり、今年中に現地観戦も企んでいたりいなかったり。今日は、我が家が相撲にハマったきっかけと、それに関連する気づきについてお話ししようと思います。

きっかけ

それは、去年11月の事。在宅での仕事を終えて部屋から出てくると、リビングのテレビでは珍しく大相撲(当時は九州場所)の中継が流れていた。

「あれ、珍しいじゃん、相撲なんて」

そう僕が言うと、妻はこう言った。

「テレビにお相撲さんが映ると、ウパコちゃん(息子の愛称)が真剣に見るの」

当時息子は3ヶ月とちょっとだ。どれくらい真剣に見ていたか、興味があるのか真偽の程は定かではないが、息子が少しでも興味を示すコンテンツは積極的に浴びせてやりたいと思うのが親の性。それ以来我が家では夕方の相撲中継を見ることが定番になっていった。とはいえ、息子の相撲好き(?)を認識したのも九州場所の終盤だったので、相撲を見る日々はそう長くは続かなかったのだが、僕はちょうど優勝争いに差し掛かっていた1戦1戦の雰囲気や、会場の盛り上がりを感じながら「相撲、結構面白いじゃん」と思うようになった。

我が街のアスリート

そして年が明けた1月12日、大相撲初場所が初日を迎えた。15時に当たり前のようにチャンネルをNHKに合わせる。初日ということでセレモニー的なものも行われていたが、スポーツ全般が好きな僕としては“開幕戦の雰囲気”みたいなものにワクワクする。幕内土俵入りの、各力士の化粧廻しが結構面白い。ジェラート・ピケの化粧廻しをつけている力士もいた。やっぱりスポーツは観戦はなんでも楽しいな、と思っていたら妻が一言。

「ウチの近くって相撲部屋あったよね?その部屋のお相撲さんは出ていないのかな?」

確かに最近近所に相撲部屋が新しく開いた、という話をニュースで見た記憶がある。調べてみると“武隈部屋”という部屋があることがわかった。武隈親方は元豪栄道らしい、なんかニュースで名前は聞いたことがある。そして、武隈部屋からは“豪ノ山”という力士が幕内の番付に名を連ねていることがわかった。その日以来、我が家の推しは豪ノ山になった。

昨年11月の九州場所は勝ち越しを決めた豪ノ山だったが、初場所は苦しい戦いが続いた。3日目に相手力士の休場に寄る不戦勝はあったものの、実戦での初白星は5日目の大関豊昇龍戦だった。あまりにも会心の相撲内容で圧倒したことと、格上力士に対しての勝利だったこともあり、その瞬間は自分でもびっくりするほど声を上げてしまった。

僕は東京の生まれということもあり、地域性を理由に誰かを推す、という経験は今までなかった。野球は巨人、サッカーはガンバ大阪、駅伝は母校でもない駒澤が好きだが、特に“地元だから”という理由はない。初めて我が街のアスリートを応援している気分を知り『あぁ、Jリーグが掲げているプロスポーツの地域密着構想ってこーゆうことなのかも』とか勝手に思ったりしてみている。

トップアスリートのオーラ


実はそんな豪ノ山関を、先日直接目にする機会があった。

地元の商店街の餅つきイベントに武隈部屋の力士が来る、というポスターを見かけ『せっかくだから息子に直接お相撲さんを見せてあげよう』と家族で出かけたのだ。とはいえ、地元の小さな商店街の餅つきイベント、参加する力士も駆け出しの方が中心で、会場のギャラリーも『さすがに豪ノ山は来ないよねー』みたいな雰囲気があったのだが、なんと途中から急遽現れたのだ。

イベント運営の方々も豪ノ山関の参加までは知らされていなかったようで、突然のトップアスリートの登場にその場は大いに湧いた。小さな街イベントなので取り巻きもおらず、写真やサインを求めるギャラリーがわっと押し寄せ、その場は一瞬混乱状態になった。その後、近くにいた警備員がその場を取り仕切り、即席の撮影会的なものが開かれた。幸い僕も息子と共に一枚撮らせて頂いたのだが、なんというかトップアスリートとしての雰囲気の違いを感じずにはいられなかった。当時はそれが何なのかは上手く言語化できていなかったのだが、今振り返るとこれだと思っている。

“自分の知らない人達が自分のことを知っている、という状況に対する慣れ”

これは、トップアスリートに限らず所謂“有名人”と呼ばれる方々に共通する点だと思っているが、豪ノ山も他ならず、周囲の大歓声に対して非常に堂々とした立ち振る舞いが印象的であった。もちろん、競技における技術・体力も大事だが、このようなオーラというか、トップアスリートとしての“心”みたいなものを目の前で感じることができたので、今日はそのことを書いてみました。

春場所では、昨日今日と土がつきと苦しい戦いが続いている豪ノ山。しかし、勝ち負けに関係なく応援したくなるのが地元のアスリート。明日以降の活躍を願ってこれからも応援します。最後までお読み頂き、ありがとうございました!


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