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生まれたときからいい人なのか、いい人になっていくのか


はろーこんばんわ。

よく聞く話で気になるのは、
優しい人の本性がどうこうとか
追い詰められたときに
化けの皮がどうこうとか。

そういった話を聞くと、
少し気になってしまいます。

いかなる時でも優しくできる、
そういった人はたしかにいるかもしれません。

でも、
たいていの人は
時に優しくいい人で、
時にはそうではないでしょう。

特に、
根はなんとかかんとか。

そういう話は、
わたしたちの先祖は
隣人を襲い略奪して
生きてきたことをまるで無視している。
そういうふうに思えてしまいます。

生まれたときからいい人、
というのは環境による問題を無視していて、
その言説は本当に
わたしたちの生まれ、
先祖を無視しているでしょう。

確かに遺伝によって、
ある程度の傾向はあるでしょうが
環境での変化もまた
同様に見過ごせません。

犯罪者はいつまでも更正できない、
そんな選民思想、
差別へと繋がる。

そんな考えにわたしには思えます。

生まれたときから聖人がいないように、
生まれたときから悪人もいない。

そも、
善と悪とはその社会によって
定義づけられるものであり、
易易と善悪を語るのは
誰かとの闘争を求めているようにすら
わたしには思えます。

宗教戦争って、
そんな感じですしね。

それではまた。