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自動巻き式の感情



他人になにかを言われた際、
相手が馬鹿にする意図がなくても
ぱっと判断をして
怒りを覚えることがあります。

感情は状況に慣れていなければ、
どうしても先に浮かび上がってきますから。

それを統制したければ、
なぜその感情を覚えたかを
理解する必要があります。

しかし、
往々にして自分自身が
動揺しないようにするのではなく、
相手にそのような行動や
言動を取らせないようにしてしまいがちです。

怒ったときは、
そのまま相手に怒りをぶつける。

悲しいときは、
悲しいと周りにアピールする。

それでも不都合がなければよいですが、
周りが困ってしまうせいで、
自分に回り回って不利益があるようでは
自分も困りますよね。

そうであるなら、
やはり自分の感情が浮かびあがった際に
なぜそう思ったのかを理解できなければなりません。

動揺をするのは、
たいてい体面が傷ついたときです。

行動が制限されたり、
自分自身の考えが否定されたりしたとき。

そういったときに
体面は傷つきます。

相手の言動や行動の、
どの部分が傷つけたのか。

そしてそれは、
なぜ自分を傷つけるのか。

それらを考えてみると
理解出来るかもしれません。

そうして考えたとき、
おそらくは相手ではなく
自分が勝手に悪く思っていることが
それなりにあるでしょう。

それが歪みで、
困るようであれば
同じように考えていくことで
解消していけるはずです。

自分を傷つけるのは、
自分自身であることが
とても多いですからね。

それではまた。