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【夏至に寄せて】足るを知る者は富む。ないものではなく、あるものに目を向けよう。

今日は、夏至の日!
いよいよ夏ですね。

最近、「夏至までに何をやっておけば良いですか?」と質問されることが多いので、せっかくならnoteにも書き起こしておこうと思っていたのですが、、

なんとっ!!
目が覚めたら夏至の日でした。。

でも、夏至に至るのは、本日23時58分。
あと数時間あるので、ちょこっと書いておきます。

このところあまり調子が良くないと感じているなら、ぜひ、ちょっと読んでみてください。

⭐︎

では、少し話を巻き戻します。

今から2週間ほど前、たまたま同じ日に、2人の経営者様からご質問をいただきました。

「夏至までに何をやっておけば良いですか?」


お二人には、それぞれにこんなことをお伝えしました。


まず一人目の経営者様。
「夏至までにやっておいた方が良いことは、戦略的に縮小することです。しっかりと対策されていたようでしたが、苦渋の決断だったのでしょうね。このままじゃ経営が立ち行かなくなるという状況は、さぞや悩ましかったと思います。しかし、先々を見据えて、ちゃんと諦めて、ちゃんと事業縮小の方向へと見直しされたのは、英断だったと思います。」


そしてもう一人の経営者様には、
「夏至までにやっておいた方が良いことは、しっかりと現状を受け入れて、諦めることです。お客様は大切ですが、顧客離れを恐れてムリを続けていけば、もっと大切なものを失いかねません。先々を見据えて本当に大切なものを守るためには、今まで避けてきた価格や取引先の見直しなどもやった方がいいでしょう。腹を決めれば新たなアイデアも浮かんできます。今ある資材やノウハウを使って何が出来るのか工夫していけば、自ずと状況も変わっていくはずです。」


さて、この話は誰にとっても言えること。

会社やお店を経営をしていなくたって、今までならなんとかなってきたことが、なんともならなくなったと感じている人も多いと思います。

だんだん思うようにならなくなってきていたことが、
どん詰まりになってしまった。

そのうちやろうと思っていたことが、
もう今すぐにやらなければいけない状況になった。

夢や希望、甘い考えを諦めて、
現実的にうごかざるを得なくなった。

こういうこと、私もありました。。

春分からの過ごし方についての記事に、「現実的に、今出来ることから、本気でやらないとヤバいよ!」なんて書きましたが、いやーホントに世知辛い。

だからこそ、本当に大切なものがわかる時でもあるんですけどね。


12サイン最後の魚座に土星が入った今は、新たな大きなサイクルに向けて、再生、再構築、再スタート準備のための特別な時間の中。

「裸一貫で出直す」なんて言われるように、新たなスタートラインから先へは、本当に自分が生きていくために必要なものしか持っていけません。抱えきれないほどのものをたくさん持っていこうとするのは難しいでしょう。

そんな時ですから、もう既に持っているものを使って、自分に出来ること、得意としていることをやっていくように、頭を切り換えていく必要があります。

そんな今だからこそ、ホントに自分が大切にしていること、現実的に出来ること、既に持っているものが見えてくるのです。お金でも、仕事でも、健康でも、その他諸々、、ない袖を振ろうとするのではなく、今あるものに目を向けることが大事なんですね。

どうにも立ち行かなくなっていることは、これまでずっとムリしてきたことや、問題があったこと、バランスが悪かったのかもしれません。何事もすぐに諦めることは良くないけれど、もしも心当たりがあるなら、潔く諦めて、これまでのことを土台とした上で、次の手を考えていくことも必要です。

それが出来たら、夏至から秋分の間は、自分だけで考えていないで、自分の思いを文字や言葉、形にして、どんどん人に伝えてみてくださいね。人と助け合い、話し合い、共に戦い、共に育てていくという意識を持って過ごしてしてみると流れがよくなります。

人づきあいが苦手なら尚更、周りを見回して自分だけで頑張らないことです。

それでは、良き夏至の期間をお過ごしください!



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