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今週の宙予報「明日の心配よりも、今日出来ることを!それが未来のためになる。」

一昨日の夜、震度を確認しようと携帯を見ると、こんな見出しに目が止まった。

「“最悪の事態”を想定しないといけない時代になった」

私も、本当にそう思う。

どんな“最悪の事態”が起こるかわからないけれど、ウイルスだって、ミサイルだって、地震だって、いつ何が起こってもおかしくない。

ぐらぐらと揺れ続けるなか、そんな記事を読んだら、みぞおちあたりがヒヤリとしてきた。


それにしても、木星が魚座入りした昨年末、「これからは、優しさや、救済、慈愛に満ちた世界が私たちを包んでいく」なんて感じのことが、あちらこちらに書いてあったけれど、それなら、どうしてこんなことになっているのだろうか?

私の目に映る世界は、以前にも増して混迷しているけれど、もしかしたら私の情報の取り方に偏りがあるのかな?

そうだったら、いいんだけど。


そもそも魚座は、なんでも許したり、受け入れたりするだけの優しいサインではないし、拡大発展の星と呼ばれる木星だって、良いことだけを拡大させていくわけでもない。

魚座というのは、12サイン最後の砦で、新たなサイクルが始まる直前。母の胎内に例えられることもあるが、子宮は、赤ちゃんを衝撃や感染症から守りながら育てる場所だと考えてみると、木星が魚座に入ったから、「人と人の境界線が溶けて、優しさや、救済、慈愛に満ちた世界が広がっていく」という解釈は、ちょっとしっくりこない。

世界には危険な衝撃や外敵が無数にいる。だからこそ、大切なものを守るためには、しっかりと防御することが必要だし、戦わなければいけない時もあるし、だからこそ、愛がなければ苦しいばかり。ウクライナの人が、「私の国が負ければ、あなたの国だって無事でいられる補償はない」と言っていたけれど、戦争も、テロも、紛争も、自分とは無縁の他人事と思っている日本人だって、「たぶん自分は大丈夫」「いざとなれば他国が助けてくれる」という妄想から、もう目覚めなければならない時と考えた方が良いのではないだろうか。

私は、魚座の木星入りは、“最悪の事態”を想定しつつも、未来を見据えて、備え、準備していくタイミングだと思っている。

そんな時代だからこそ、人と人の境界線を溶かして、困っている人や、苦しんでいる人を見ないようにするのではなく、自分には何が出来るかを考えていくことが大事だとも思う。

そうした気持ちが世界中の人に広がっていくことが、『優しさや、救済、慈愛に満ちた世界が広がっていく』ということなのだろう。


地震の翌朝、友人達とこんなメッセージをやり取りした。

「地震怖かったね」
「子ども達まったく起きなかったよ」
「ウチの子は、怖くて泣いてた」
「やっぱり、神社行っておこう!」
「そうだね世界平和を祈ろう!」

このカオスの時代を生き抜くには、自分のことや、大切な者を守るためのサバイバル力も必要だし、正しい情報を精査することも大事。そして、信じられるものを持つことが、きっとすごく重要になっていくように思う。

*

さて、ちょうど今日は乙女座の満月だし、まもなく春分の節目だし、この週末は身の回りを見回して、これからのために備えの点検をしたり、いざという時、自分に何が出来るのか、どこに行って誰を頼るのかを確認したり、身近な人と話し合っておくことをお勧めしたい。

ただ、3/28ぐらいまでは、ちょっとボンヤリしたり、夢ばかりみて断眠になったり、目先、指先に意識が行き届かずに凡ミスを起こしやすいので、こちらにはご注意を。

実務処理よりは、イメージの世界を膨らましたり、夢からヒントを得たりするには良いタイミングです。

もしも心配なことがあるなら、なるべくポジティブなものに触れ、未来に備えて『今出来ること』をしておくといいでしょう。


それでは、良き春分をお迎えください!


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