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【冬至に寄せて】窮屈さを乗り越えて、私らしくいこう!

早いもので、今年も冬至を迎えました。
昨日あたりから東京もだいぶ冷え込んでいますが、もう豪雪地帯では、積雪が50cmを超えたそうですね。

いよいよ冬も本番。
春に備え、心身を労わりながら過ごしましょう。

さて、冬至といえば、これから春分までの3ヶ月間は、年度末にあたる締め括りの時期。教育現場では「3学期=0学期」とも言われ、新年度の準備期間でもあります。

これまでの結果が出て、新たなスタートが始まる前の今は、”未来への芽吹き“がある大事なタイミング。せっかくなら冬至の日に、これから3ヶ月をより良く過ごすためのヒントをお伝えしよう!!

なんて思っていたのですが…
昨日は疲れて寝落ちしてしまい、またもや冬至の日に記事が間に合いませんでした。 無念。

こんな私が言うのもなんですが、自分の考えをしっかりと伝えること、表現することが大事な時期です。

今年は、12/31に木星、1/2に水星が順行へと転じ、1/4には火星が山羊座入りすることから、お正月は、いつもに増して、行動しよう、しなければ、といった気持ちでスタートすることになりそうです。

新たな一年、新たな年度をより良くしていくためにも、思ったことを言葉にし、勇気を持って行動してくださいね。

それと、大事なタイミングを寝落ちで逃さないよう、体力をつけておくことも大事ですね。

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それから、気になることをもう一つ。

今回の冬至図に示された、7hの蠍座の金星と、牡牛座の天王星のアスペクトを眺めながら、アリとキリギリスの寓話を思い出していました。

2023冬至図


アリとキリギリスといえば、夏に遊んで暮らしたキリギリスと、せっせと働いたアリの話。寒い冬がきて、食糧をわけてあげるとか、わけてあげないとか、結末は何パタ-ンかありますが、どれも時代とミスマッチ。

超少子高齢化、AIの台頭と言われるこれからの時代は、みんなが同じことをやって優劣を競うのではなく、それぞれが自分の特性を活かしていく時代ですからね。自分の持っているものを使い、ないものは借りる。そんなこれからには、「アリとギリギリスは、それぞれの個性を生かして助け合った。」という結末の方がいいと思うのです。

互いがそれぞれの特性を認めあい、力を貸し借りすることで新たな価値を生み出していく。こうしたことは、これまで以上に必要になっていくでしょう。

「自分にないと思っているもの=自分でダメだと思っているもの」も資源ですから、如何に活かし、使っていくかを工夫することも大事です。

冬至図に刻印された蠍座の金星と、牡牛座の天王星のアスペクトは、弱い部分を他者と補い合い、助け合い、価値の見直しをすることの必要性や、限られた資源を活かし、再利用することが大切だと示唆しているように思います。

これは、国や自治体、企業などにも言えることですから、日本に住む私たち全員の課題となるでしょう。

ちょうど今年のパルコの広告でも、アリとキリギリスのウクライナ版、アリとトンボの寓話が使われていました。

窮屈さを乗り越え、トンボとアリが互いに持っていなかったものを与えあって、新しい世界へと繰り出していくなんて、金星蠍座、射手座火星の今季らしい感じがします。

素敵なビジュアルとストーリーなので、ぜひ目を通してみてください。

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私たちは、ないことを嘆き、ないものを追い求めがちですが、それでは、いつまで経っても価値あるものに気づくことは出来ません。

ないものではなく、あるものに目を向けること。
ないものは借り、あるものは与えあうこと。

弱い部分、ダメな部分だってあるもの。
如何に生かし、どう使いこなすかを工夫することで、私ならではの「私」となっていく。

これが、窮屈さを乗り越えて、未来をより良きものへと変えていくヒントです。

それでは、良きクリスマスを!

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