一緒に歩こう会 居場所サロンわかばハウス

九州・大分市で、児童養護施設で働いていた団塊世代のコメ農家、公的機関で相談員をしている…

一緒に歩こう会 居場所サロンわかばハウス

九州・大分市で、児童養護施設で働いていた団塊世代のコメ農家、公的機関で相談員をしている社会福祉士、元フリーターで今は医療機関で働いているロスジェネの3人が中心となり、助成を受けて空き家バンクから民家を借り、社会的養護出身の若者の居場所作りをしています。

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たいせつにしている事

大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 たいせつにしている事 18歳の春、児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で暮らす子どもたちの多くは社会へ巣立っていきます。 わたしたちは、巡り合う子どもたちに 「もう少し肩の力を抜いて一緒に、ぼちぼちやって行こう」 と声をかけています。 うまく芽が出てわかばになっても、ひとりの力だけでそのあとの時間を過ごすことは、とても難しいことです。厳しい環境だったとしても、

    • 火曜日の夜は

      大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 今月のわかばハウスでは、 1人で作るのはちょっと面倒だな、、、でも、、、みんなで食べると楽しくて美味しい献立を楽しんでいます。 ↑これは、竹の子の天ぷらと煮物です。スタッフのひとりが、収穫そして下茹でまでして、わかばハウスに持ち込んでくれました。 ↑豆腐を使ったふわふわのお好み焼きです。ちょっとこげておりますが、、、お好み焼きって1人分を作るのって難しいです

      • 桜餅、作りました

        大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 わかばハウスでは、毎年 3月の最終の日曜日に、お花見や季節にちなんだお菓子作り(桜餅、よもぎ餅など)を実施しています。 3月31日は.、3月の最終の日曜日でした。 わたしたちは、昨年収穫したもち米を使って、桜餅を作りました。 餅や餡を丸めて桜の葉で包む作業に悪戦苦闘しながらも、和気あいあいと作ることができました。 桜餅を食べてお腹いっぱいになったところで

        • 春の計画

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 わかばハウスでは、毎年 3月の最終の日曜日に、お花見や季節にちなんだお菓子作り(桜餅、よもぎ餅など)を実施しています。 今年の3月の最終の日曜日は、3月31日。 私たちは、お花見と桜餅作りを計画しています。大分市の桜の満開の予想は4月3日頃なので、少し早いかもしれませんが、3月31日にわかばハウスの活動に参加したひとりひとりが、翌日の4月1日からは、気持ちを新

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        • リアルオリエンテーリング
          2本

        記事

          リアルオリエンテーリング(高校生3年生対象)実施しました

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 「リアルオリエンテーリング」とは、わたしたちのスタッフの1人が作った造語です。 社会に出て仕事を始めると、決められた時間内でいくつもの用件を遂行しなければならない場面に絶えず遭遇します。こうしたいくつかの用件を決められた時間内で遂行していく社会人の姿がヒントになり、わたしたちは児童養護施設の高校生対象に実体験型のフィールドワークを実施しています。このフィールド

          リアルオリエンテーリング(高校生3年生対象)実施しました

          わかばハウスの役割

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 わたしたちが、居場所を作ろうと思ったきっかけは、この活動に参加する皆さんがのびのびと過ごすことができる居場所を作りたいと思ったからです。 わたしたちの活動の前身となる団体では、大企業の大分支店や独立行政法人の大分事務所が入居するオフィスビルの中に居場所を設けていましたが、わたしたちも活動に参加して下さる方も窮屈さを感じていたのです。そして、大分駅から徒歩での移

          とびきりの笑顔で

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 令和6年のわかばハウスの活動は、1月4日(木)から始まりました。 今年の火曜日の活動初めの1月9日(火)には、管理栄養士の資格を持つスタッフが、活動日に参加してくれる皆さんのリクエストに応えて、オムライスを作りました。なんと、デミグラスソースは手作り! 1月14日(日)は、今年はじめての日曜サロンの日でした。 わかばハウスでは、もはや定番となった、スタッフの

          年末のわかばハウスでは

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 いよいよ令和5年も残りわずかになりました。 12月24日(日曜日) わかばハウスでは、早朝から、小学生から80代までのボランティアスタッフが中心になって、お餅つきをしました。 わたしたちが田植えと稲刈りのお手伝いをしたもち米を使ってお餅をつきました。 お餅つきが一段落したところで、わかばハウスの活動に参加してくれている社会的養護出身の若者へ心ばかりの品物の

          「お薬を正しく使うためのお薬教室」実施しました

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 先月、 11月19日(日) 大分会場(コンパルホール) 11月26日(日) 中津会場(大幡コミュニティーセンター)の2か所の会場で、 児童養護施設で暮らす高校生を対象にした研修会を実施しました。 大分県杵築市にある特定非営利活動法人日本薬育研究会より、薬剤師の小路晃平先生をお招きして、「お薬を正しく使うためのお薬教室」というテーマで、お話していただきました。

          「お薬を正しく使うためのお薬教室」実施しました

          今年も稲刈りできました

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 11月3日(金)、秋晴れの文化の日に、6月に田植えを体験した田んぼで稲刈りをすることができました。 普段活動している大分市の中心部からクルマに乗ること1時間。今回は総勢9名のメンバーで、機械を使わずに、手作業での稲刈りがてきました。 稲刈りを終えた後の楽しみはお弁当!!稲刈りを終えた田んぼを眺めながら、ワイワイガヤガヤ(^o^) 青い空の下でおいしいお弁当

          温かいごはんを一緒に

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 昨日(10月31日)は、10月最後の活動日でした。 仕事帰りの2人が晩ごはんを食べに来てくれました。 今日はみんなでキノコ(しめじ、えのき、ひらたけ、エリンギ)たっぷりの水菜入りのクリームシチューを食べました。 10月は、このシチューをはじめ、 スパゲティグラタン(残念なことに写真を撮るのを忘れてしまいました) 栗ごはん チヂミ 温かい食べ物をみんな

          「いくつになろうと、どこにいようと、いつまでも」

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 児童養護施設や母子生活支援施設、里親などで生活したことがある若者は、近親者からの支援が全くないに等しく、地域社会のなかで自立した生活を送るには、生活・就業上の様々な問題を抱えながら、自らの努力のみで生活基盤を築いていかなかればなりません。 社会の厳しさや生きることに苦しんだ末に心も体も傷ついた若者が「わかばハウス」にたどり着いたときに、私たちは「これからどうし

          「いくつになろうと、どこにいようと、いつまでも」

          初めての取り組み

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 9月24日(日) わたしたちは、活動6年目にして初めての取り組みを実施しました。 それは、、、(じゃじゃーん!) 児童養護施設施設で暮らす高校生のためのお弁当づくり体験です。  わたしたちは、これまで、児童養護施設で暮らす中学生と一緒に、素麺、小麦粉を使った手打ちうどん、カップラーメンなど、スーパーやコンビニで簡単に手に入る食材を用いた調理実習を実施してき

          一緒に残暑を乗り越えましょう

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 9月になりましたが、まだまだ暑い日が続いています。 9月12日(火)には、 わたしたちのスタッフのひとりが育てたゴーヤを使って、ゴーヤーチャンプルーを作ってみんなで食べました。 同じく夏野菜のピーマンを使った炊き込みご飯と、野菜サラダ(残念なことに写真はピンボケしてしまいましたが)。 わたしたちは、季節の食べものをみんなで楽しく食べることを大切にしたいと考

          応援ありがとうございました

          大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。 先日、わかばハウスに、大分市役所市民協働推進課から嬉しいお知らせが届きました。 中身は、皆さんにご協力をお願いしていた 【あなたが支える市民活動応援事業(1%応援事業)】の応援届出の最終の結果でした。 2019年度より5年連続で補助対象団体に選考していただき、皆さんに応援届出のご協力をお願いをしている【あなたが支える市民活動応援事業(1%応援事業)】ですが、

          笑顔がこぼれる瞬間のために

          7月23日(日)と、7月30日(日)に、 わたしたちは、大分県内の児童養護施設で暮らす中学生を対象にした 調理実習を実施しました。 今回の食材はそうめん。 そうめんは、スーパーやコンビニで簡単に手に入る食材です。今後、施設を退所した後も、この経験を役立ててほしいという思いから、選びました。 わたしたちは、そうめんと、調味料と、グループごとに他に必要となる食材の購入費のみ用意します。 他に必要となる食材は、異なる児童養護施設の中学生と観察者として参加する各施設の栄養士の先