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トランジット旅行(中国・シンガポール編)

トランジット旅行とは

 そんな言葉があるかわからないが、「乗り継ぎで一時入国して半日旅行すること」として、今回はトランジットでできることを紹介していく。ぼくは埼玉に住んでいたので関東基準で書いてきます。

 これまで39カ国旅をした経験があるが、1度もトランジットをうまく利用したことがなかった(いま思えばもったいなかったと思う)。

 僕は基本スカイスキャナーで格安航空券を取る。これまでは渡航予定日の一番安いものを優先して取っていたが、最近は「自分都合が良い航空券」を意識して取るようにしてる。

より自分都合の航空券を取る

 「自分都合が良い航空券」とは、

  1. 出発時間(←空港まで電車等で行くのに現実的か、前泊必須か)

  2. 到着時間(←深夜着のフライトとかは到着後のアクセスがあるか、初泊のレイとチェックインが可能か)

  3. 直行と経由の価格格差

  4. 経由場所の観光名所

  5. 経由時間(←一時入国して観光するのに十分な時間があるか)

 最近はこの辺りを吟味して、航空券を取っている。

 1.2に関してはこれまでも意識して調べていた。早朝の便は安いけど、空港に公共機関で行くには現実的ではなく、車で行ったら「空港での駐車場代」、または「空港付近で前泊」と航空券にプラスでお金がかかり、最安で上がってくる飛行機よりも5番目に安い飛行機とかの方が「自分都合が良い航空券」=「自分条件の最安航空券」だったりする。

 最近は、直行便の値が上がっていて最安の航空券はアジアでさえ中国経由で「移動時間20時間」とかが最安に上がってくる。 

トランジットを実際に利用してみた(初)

 今回は2024/2/26~3/3までのマレーシア旅行の航空券を紹介する。

2024年2月26日 大阪関西国際空港発 13:30
2024年2月26日 中国福州空港着 16:00
2024年2月27日 中国福州空港発 12:30
2024年2月27日 マレーシアKL空港着 17:00

片道¥20,605(上記)

 今回は大阪マラソンが2月25日にあったのでその足で大阪からクアラルンプールへ!このトランジットは正直に言うと失敗。
 情報不足が主な原因。福州空港での滞在時間は20.5時間。十分に市内観光をできる余裕があるが、到着後、ネットが皆無(wi-fiは繋がるが、中国の情報規制の為、Google関連、Insatagram、Facebook、LINEすべて使えない。オフライン状態)。また空港でさえ英語使える人が全くいない。その為市内までのアクセスが全くわからない。

 この日は諦めて、航空会社が無料で用意してくれるビジネスホテルへ(送迎付き)。ホテルは相部屋なら無料。誰もこなければラッキー。
 アンラッキーなことに相部屋は中国人のスモーカー。寝るときはTVをつけながらでまるで自分の家かのように使う人だった。残念。
 朝食はビュッフェで無料。ホテルの周りには店が一つもなく、一番近くて3km先の空港のレストラン。

 トランジット旅行は下調べがめちゃくちゃ大事ってことに気づかされた。


トランジットを実際に利用してみた(リベンジ)

 帰りの飛行機もトランジット。この航空券は最安ではなくて、練習として購入。

2024年3月2日 マレーシアペナン空港発 22:00
2024年3月2日 シンガポールチャンギ空港着 23:25
2024年3月3日 シンガポールチャンギ空港発 22:30
2024年3月3日 東京成田空港着 6:15

片道¥24,590(上記)

¥3,000で1カ国トランジット旅行


 今回はマレーシア発東京成田着直行便が¥22,000くらいで上がっていたが、今回は練習がてら3,000円多く出してシンガポール経由にした。

 前回の反省を生かし、情報不足にならないよう空港からのアクセス(終電始発)はしっかり抑えていざ「トランジット旅行」へ!
 シンガポールは過去に3回きてるので何となく土地は覚えていた。

 一時入国は、乗り継ぎのチケットを見せれば、なんのストレスもなく入国ができた。

トランジット旅行時間は23時間

 空港から市内まではMRTという電車で行く。チケットは1日券をクレジットカードで購入。デポジットで10シンガポールドル取られる。旅行終わりに現金10ドル返されるのは本当に迷惑。

シンガポールは物価が高騰してゲストハウス6人部屋が¥8,000~

 1泊市内でするつもりだったが、高すぎて空港泊を選択。チャンギは世界一快適な空港で有名なので空港泊もそこまで苦ではなかった。

 シンガポールは5年前と比べるとめちゃくちゃ高い!500mlの水が350円。
とりあえず有名どこのマーライオン、マーリーナベイエリア、リトルインディア、チャイナタウンは散歩して、屋台で飯食って半日観光はできた。

ワンポイントアドバイス!

 屋台ではCASH ONLYのところがまだまだある。トランジット旅行でカードだけでは十分に満喫できないこともあるので現金は持っておくと良い。

 日本円で¥30,000持っていくなら¥1,000x30枚にしておくのがおすすめ!

 Money Exchange に¥10,000札で¥4,000分両替してはできない!旅行最終日やトランジット旅行では、¥1,000毎の両替で外貨を余すことなく調整して使えると旅が上手になる!

まとめ

 下調べをめちゃくちゃして、何ができて、できないか。諦めることも大事で、現実的なプランを立てることが大事!

 今回のシンガポールのトランジット旅行は、

  • 屋台飯を食べる

  • マーライオンを見る

  • マリーナベイサンズに行く

  • 中華街に行く

  • リトルインディアに行く

  • ヴィンテージショップに行く

 これくらいに絞って観光をした。
実際は、市内で泊まって夜飲んで、朝から観光とか考えていたけど、自分都合には今回あってなかったので諦めた。

 空港から市内まで1時間以内であれば8時間以上の乗り継ぎを考えて航空券を取ると良いと思った。

 今回トランジット旅行をしてみたが、シンガポールみたいな物価が高く、見所がまとまってる場所は、トランジット旅行で十分かもしれない。

 シンガポールはトランジット旅行に都合の良い国にみえた。

参考までに!それではまた!

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