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フレテンダー

みなさん、Official髭男dismというアーティストをご存知でしょうか?

いまノリノリに乗りまくっているバンドで、2019年夏の甲子園のテーマソングも担当しています。バンドメンバーに髭感が全くない事でも有名です。

ぼくはこのOfficial髭男dismを友達から教えてもらって、激ハマりしました。

特にPretender(プリテンダー)という曲に熱中していた時期がありまして。

その時は「アレクサ、プリテンダーかけて」と1日に10回言っていたくらい好きだったんです。


プリテンダー、曲とかリズムもすごくいいんですけど、歌詞がめちゃくちゃ刺さるんですよ。

すごく共感できるので、まるで自分のために歌われてるんじゃないかってくらい感情移入していました。


……でも、途中で一気に現実に戻ってしまう場面があるんです。まじで一瞬で引き戻されます。


意味が分からないと思うので、どんな流れになるのか、曲の冒頭から紹介しますね。


※画像引用:Official髭男dismオフィシャルホームページ

君とのラブストーリー それは予想通り
いざ始まれば 一人芝居だ

いきなり小気味のよい韻から始まります。
まさに今までの恋愛も一人芝居が多かったので、ヒゲダンディズムワールドにグッと引き込まれました。すげえ導入だなこれマジで。

感情の無いアイムソーリー それは予想通り
慣れてしまえば 悪くはないけど
君とのロマンスは 人生柄続きはしないこと 知った

うわ~~~わかる~~~

なんかもうある程度歳も重ねてるので、何となく途中でわかっちゃうんですよね。これうまくいかねえな、って。

『感情の無いアイムソーリー』という表現がこれまた秀逸。

もっと違う性格で もっと違う価値観で
愛を伝えられたらいいな そう願っても無駄だから

うおおおおお!!そうなんだよな~~~!!

自分がもう少し好かれるような性格だったらとか、心の底から共有できるような価値観を持ってたらとか、たらればを考えちゃうんですよね。

でも結局は『たられば』なんです。切ない……


この段階でもう曲に心が奪われすぎてて、もうアレクサの前で正座。ひたすらに耳だけに感覚の全てを持っていきます。

しかし、まだAメロとBメロ。なんとここからがサビなんです。一番盛り上がる場所がこちら。

グッバイ
君の運命の人は僕じゃない
辛いけど否めない でも離れがたいのさ

うお~~~~~~~~!!!!!!!(号泣)

わかってるんですよね。「この人は違う」ってのがわかるんですよね。
会話の中とか、雰囲気とかでふと理解しちゃうんです。

でも好きだから離れられないんですよ。なにこの悲しみ。エッモ。

こんなに感情移入できる歌、他にある?

めちゃくちゃいい曲だな、プリテンダー。


さて、次。


その髪に 触れただけで痛いや いや 


え!?


んん!?


髪に触れたこと……ないぞ!?え?


あれ、髪って触っていいの?ん?

え?触れなくない?どうやるの?

あ、これって、髪の毛に触れる人の曲なの?

俺、触れてないな???


・・・・・


この曲で感情移入できる人


君の髪に


フレテンダー



P.S.
まじすみませんでした。
(これは感情のあるアイムソーリーです)



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