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血液検査結果に振り回されてる私

再生不良性貧血と診断されたのが去年5月4日
免疫抑制療法のATGをしたのが去年6月21日
(いまのところ)最後の輸血をしたのが去年8月10日

あれから1年以上が過ぎました。
現在は、月に1度の通院と投薬治療を続けています。血球数値はまだ基準値には到達できていないし、薬の副作用による不調等はあるけれど、仕事も日常生活も普通に楽しくできている。

病名が確定してからの4か月は、輸血だ、入院だ、ATG治療だと目まぐるしく、この先どうなるかと不安もあって大変だった。

血液の疾患ということもあって、血液検査とは親密???な関係になってしまった。
この病気は投薬、検査、治療方針全てが血液検査の結果データで決まる。
退院日も血液検査の結果で決まる。

ドクターが「明朝の血液検査の結果次第で明日退院できます。」と言う。
1日でも早く帰りたい私は大喜び。
検査結果は。。。血球ガタ落ちで退院できず。前日良くても今日ガタ落ちって言うのが何回も続いて、私のメンタルガタ落ち。最後にドクターに
「明日帰れるって言わなくていいです。帰れる日に今日退院ですって言ってください!」とけんか腰でお願いした(笑)

退院してしばらくは、毎週の血液検査。それが2週間毎、3週間毎になり、今は4週間毎。4週間も自分の血液検査の結果がわからないと不安になる。
数値が上がれば喜んで、ほんの少し下がっただけで奈落の底に転落する。これをしたら数値が上がるか?あれをしたから数値が下がったのか?と頭の中が血球数値で溢れてしまう。

それでも最初の頃のように頻繁に検査している時は、結果をすぐ知ることができてよかった。今は4週間も間が開く。勿論良くなっているから診察の期間が空くわけで、それは嬉しいことなのだけど。。。
直ぐに自分の血球数値がわからないと、例えばちょっと息切れがしたとする。途端にヘモグロビンが減ったか?貧血か?とドキドキする。身体に青あざを発見すると、血小板が減ったか?とドキドキする。

そんなことの繰り返しで漸く診察日がやってくる。
私の場合は、診察後に血液検査。結果は3,4時間後にウェブカルテに送られてくる。問題があった場合は、医師から電話がかかってくる。
検査結果が届いたと携帯に通知が来ると、私の緊張はマックスまで上昇。
もうね、受験結果を携帯で確認する受験生と同じ。えいっと結果を確認する。数値が上がってると途端にリラックス。そして、また4週間目が近づくころに不安とドキドキで落ち着かなくなる。

ここ1年ずっとこの繰り返し。
血液検査の結果に一喜一憂しないで過ごそうと同病や他の血液疾患の人とSNSで話す。でもね、そうは思っても一喜一憂を止めることは出来ないんだなー

どんなに自分の体調が良くても、血液検査の結果が悪ければ入院治療や輸血等になるのが血液疾患。
こんなに元気なのに入院?って思ってる患者は多いと思う。だから怖い。
だから気になる血球数値。
嫌だけど、当分血液検査結果に振り回されるんだろうな。どうせならイケメン男子に振り回されたい。

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