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春休み明け、乱れた生活習慣の直し方

#365チャレンジ 【23日目】

秋田県大館市にある
「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

このチャレンジは、
子供たちへの「勉強頑張れ!」の
言葉に説得力を持たせるために、
また、「継続こそ最強」を
身をもって証明するために続けています。

第1回からお読みいただけますと
本日の内容もより一層楽しめます。

まだ読んでいないよ、という方は
以下のリンクよりお読みいただけますので
ぜひ読んでみてください。


1.はじめに

春眠暁を覚えず、とはよく言ったもので、
春はどうしても眠くなります。

これから暖かくなる、という時の気候って
なんでこんなに気持ちの良いものなんでしょう。

日中も確かに気持ちが良いのですが、
私的には夜の空気がたまらなく好きです。

私が仕事を終えて帰宅するのは21時〜22時ころ。

帰り際、塾にカギをかけて
車まで移動する数分に感じる空気が
本当に心地よいです。

暖かいのにもかかわらず、
少し冷たさの残るキリッとした空気、
疲労を感じている身体を
労ってもらえている感じがするのです。

花粉さえなければ…

文学小説的に表現してみようと思いましたが、
私にはまだ早かったようです。

60歳くらいまでには小説が書けるように
なんとかしてみようと思います(笑)

それでは本題に入ります。


2.春休み明け、生活習慣の直し方

新学期もスタートし、気持ちを新たにして
学業に取り組んでいる生徒たちが多い中、
一定数必ずいます、
長期休み明けで、休みボケが治らない生徒…

ひどい生徒のケースだと、
そのまま学校へ行くことが億劫になり
引きこもりや不登校につながる可能性もあります。

これだけは絶対に避けなければいけないと思うので、
生活習慣の乱れは注意が必要ですよね。

特に春休みは学校から出された課題も少なく、
生活習慣が昼夜逆転する生徒も多くなりがちです。

午前3時4時までゲームをしてしまい起きるのは昼過ぎ、
食事を取る時間もバラバラで、
眠くなったらいつでも昼寝をする、
そんな生活リズムが狂った休みを過ごしてしまった。

このまま学校が始まると、
授業中は寝てしまうし、提出物は出さなくなるし、
勉強もわからなくなりテストも全然だめ。

学校が面白くなくなる、
デフレスパイラルに突入しちゃうんです。

では、親がそんな生活態度を改めるように怒ってみる。

子供が言うことを聞かない…

どうしたらいいのー???状態に突入したら
お手上げになってしまいます。

生活習慣が狂っていることを親から指摘されるのを
嫌がる(反抗する)子供は結構多いんです。

未熟だから、といえばそれまでですが、
成長途中の子供ですから、
直さなければいけないのをわかってはいる、
だからこそ、指摘されるのが本当に嫌なんですよね。

そんな子供達とどう接していくか、
親目線でどうしていくべきかを
ステップごとにまとめてみます。

1.親子関係は良好かどうか?
2.直すべき優先順位を考える
3.親子で話し合って決める

1.親子関係が良好かどうか?

例えば、
子供がリビングで過ごす時間が極端に少なく、
食事を終えるとすぐに自室にこもってしまう。

これでは親の言うことも響かないと思うんです。

まずは親子関係の改善を目指しましょう。

親が注意しなければいけないのは、
子供に対して
常に一方的に声をかけていないかどうか。

「勉強やりなさい」
「部屋を片付けなさい」
「ちゃんとやりなさい」

この言い方だけでは
子供は親と距離を取るようになります。

親子といえど、相手の話を聞いてあげることが
お互いの信頼につながると思うんです。

「勉強の調子はどう?」
「部屋の掃除は大変?」
「ちゃんとやれてる?何か気になることある?」

声の掛け方を変えることで、意識も変わるはずです。

そんな話を聞く時間が無い、と思ったお母さん、
大丈夫です、時間がかかっても3分です。

そこで話すのが止まらなくなった子供がいるとすれば
その子は間違いなく大物になるはずなので、
腰を据えて話を聞いてあげてください(笑)

2.直すべき優先順位

改善したいことがいくつもある場合、
それを一度に言っても直りません。

寝る時間、ゲームとの付き合い方、
学校の提出物、部屋の掃除、など
順番を考えてみましょう。

私的には「寝る時間」が最も大事と考えます。

子供が決まった時間に寝て、起きて、
体調が万全になってから、
他の改善したい部分に移行していきましょう。

3.親子で話し合って決める

「23時には寝て、6時に起きなさい」
と親から一方的に決めてはダメです。

例えば、
「何時に寝て何時に起きるのがいいと思う?」
と必ず子供に聞いてください。
そして、親と子供が納得した上で決めてください。

改善したいこと全てで
話し合ってから決めるようにすると
子供の中で「親に言われたこと」ではなく
「自分で決めたこと」という自覚が芽生えます。

まとめます。

狂ってしまった生活習慣を直すためには
親子関係が良好であること、
そして、親子できちんと話し合い、
お互いが納得してルールを決めること。


3.本日の名言

努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。

井上 靖(作家)

本日も素敵な言葉を見つけました。

おっしゃる通りですね。
常に努力をし、
希望を語り続ける人でありたいと
心から思います。


4.あとがき

4月からAIによる自立学習支援の「atama+」の
サービスをスタートしております。

4月は当塾で無料体験ができます。
詳細は公式LINEアカウントに
掲載しておりますので
興味ありましたらご覧ください。

本日も最後までお読みいただき
本当にありがとうございました。

明日は
「子供の好奇心を満たす方法」
です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」                            

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