電車には人間がいない?
オープニング
♪〜
こんにちは。週5日電車通勤のあおやぎです。
マガジンを「毎週火曜日に愚痴を発信」と説明しているくせに今日は水曜です。
さて、今回は
「電車の中にいる時は、人は勢いよくぶつかってくる問題」
についてつぶやきます。
見るからに愚痴ですが、
みなさんは思ったことがありませんか。
街の中を歩いている時、基本的に人は人を避けながら移動しますね。よっぽど狭い道や今時期の花火大会会場などは別として。
けれど、電車の中はどうでしょう。
なんか…ぶつかってくる人、結構いませんか?
もちろん、乗車率120%のラッシュ時や急停車のタイミングのことではありません。
ここで言う「ぶつかってくる人」とは、乗車してきて奥まで移動したい人や、隣の車両からあなたのいる車両を通り、さらに向こうの車両に移動しようとする人です。
もちろん移動するのは問題ではありませんが、失礼します、すみません、といった“通りますよ”ニュアンスの一言を発さず、無言でどしんどしんぶつかってくる人がいるように思うのです。
そういうとき、あおやぎは悲しい気持ちになります。
だって、道端で人にぶつかったら、基本的には謝るじゃないですか。電車内だと、(ぶつかってるとわかるのに)どうして謝らないのでしょう。
ここで村人Aやぎさんにお聞きしてみます。
あおやぎ
「電車内で人にぶつかられたことはありますか」
Aやぎ
「よくありますよ。すみませんって謝る人が多い印象ですけど」
あおやぎ
「そうですか。ではそういう意味で、嫌な思いをしたことはあまりない?」
Aやぎ
「あ、でもまるで人間じゃなくてモノにぶつかるみたいに通って行く人は時々いますね。ほかのお客さんのこと、ポールか何かだと思っているんじゃないかな」
あおやぎ
「そう!それです!私もそう思ってた!」
Aやぎ
「うとうとしてて、はっ!自分が降りる駅だ!って気づいた人とかね。結構混んでたりするとなかなかすぐには飛び降りられないじゃないですか。『降ります!』とか言えばいいのにって思っちゃう。戸惑う周囲の人たちを押しのけながら降りて行くのを見ると」
あおやぎ
「そうなんですよね〜〜〜」
Aやぎ
「でもね、私はそこまで気にしてないです」
あおやぎ
「え?」
Aやぎ
「もしかしたら人に声をかけるのが苦手な人かもしれないし、特定の状況で声を出しにくいっていう人もいますし。ちょっとイラっとしちゃっても『よっぽど急いでいるんだな』って思うようにしてすぐ忘れます」
あおやぎ
「あ、なるほど…」
Aやぎ
「もちろん私も、電車には人間がいないとでも思ってるのか!って内心血圧を上げてた時期もあります。でもね、それって自分の気分が良くならないんですよね」
あおやぎ
「自分の気分?いや、ぶつかられたから気分悪いのは当然なんじゃ」
Aやぎ
「と思うじゃないですか。でも、『ぶつかられたから気分が悪い』じゃなくて、『今あの人は私にぶつかった』っていう事実だけにとどめるんです。あとは、自分の気分がどうなるかは自分しだい。『なんだあいつは!けしからん!』ってその人を失礼なやつと解釈することもできるし、『もしかしたら待ちに待った赤ちゃんが生まれる瞬間なのかも、それなのに疲れが溜まりに溜まってるもんだからつい居眠りしちゃって、病院のあるこの駅で慌てて降りてったのかもがんばれお父さん!』って解釈というか妄想することもできます」
あおやぎ
「あなたはそんなこと考えてるんですか」
Aやぎ
「最近はね!前よりも気分がいいですよ」
あおやぎ
「自分の気分は自分しだい、ですか。完全に納得できたわけじゃないですけど、試してみま」
Aやぎ
「あ、でもね。自分の感情に蓋をするってわけじゃないんです。一応言っとくと」
あおやぎ
「ぬ?」
Aやぎ
「だれかにぶつかられた、嫌な思いをした。それは事実です。嫌だったけど我慢しなくちゃ、じゃなくて『嫌な思いしたな。なんで嫌な感じがするんだろ』って。先にむしろ自分を観察するんですよ」
あおやぎ
「…自分を観察って、耳慣れませんね」
Aやぎ
「そうかもしれません。自分を観察してみると、けっこういろんなことに気づきますよ。『あーわたしは人の体が触れると、パーソナルスペース破られたように感じて、それが嫌なんだ!』とか『今日はデートだから一生懸命おしゃれしたんだよねー、そこにどしんとぶつかられて、自分の努力が損なわれたように感じたんだな』とか」
あおやぎ
「Aやぎさんってデートとかおしゃれとか」
Aやぎ
「まあそういうことなんですよね」
あおやぎ
「…」
Aやぎ
「自分の感情を観察して受けとめたうえで、自分で自分をご機嫌にたもつ。最近はこれを意識してますね!あおやぎさんも、別の投稿で観察がどうのって言ってませんでしたか?」
あおやぎ
「ああ、そうですね。NVCというコミュニケーションについて紹介しようとしてるんです」
エンディング
「電車には人間がいない?」、いかがでしたか?
電車にはほんと、いろんな人がいます。
いろんなことに、感情が左右されそうになります。
でも、自分の気分は自分しだい。
いつ何時もそう、とは言い切れませんが
その意識をもってるかどうかで、日常の見え方が少し変わるかもしれません。
それではまた、「最後は明るく終わる愚痴」でお会いしましょう!
♪〜
あっ、ちなみに「観察がどうの」って言っている別の投稿は、こちらです。
https://note.mu/wakame_8/n/n195da54a3179
では、またのご来noteをお待ちしております。
♪〜
読んでくださってありがとうございます!