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苦手だと思っていたことが、特技に変わるとき

最近、
「わかりやすい文章を書くね」
「文章に引き込まれる」
と、声をかけてくださる方が増えました。

これは数か月前の私には全く信じられない言葉です。

たぶん言われても、
人違いかしら?
と聞き流していることでしょう。

中高の国語の成績はいつも「3」。
試験の成績も中の下がほとんど。
漢字検定も受けたことない。

本を読んで新しいことを学ぶのは好きでも、
読書感想文は何を書いていいかわからず、
いつも適当に書いて提出していました。

アメリカの大学に進学し、
英語の論文を書く力は鍛えられましたが、
日本語の小論文の正しい書き方は全く知らない。

日本の機関の出す奨学金、研究助成金はことごとく落とされました。

たぶん、日本の企業へ応募したら、
すぐにエントリーシートで落とされると思っています(笑)

それだけ、文章を書くことに自信がなかったし、
ずっと苦手だと思っていました

でも英語の文章は、
アメリカの大学の準備コースでみっちり鍛えてもらえたお陰か、
多少の表現の修正はあるものの、
だいたい言いたいことはしっかり伝わると言われます。

また、タイに来て、英語で日本語を体系的に教えるようになり、
色んな言葉を使う楽しさを知ることができました。

英語で教えるとはいえ、学生のほとんどがタイ人なので、
タイ語の性質と比較しながら、言葉の裏にある文化的背景をしっかり伝えるようにしています。

そんな経験が周りまわって
今の私の文章につながっているんだと思います。

私には特別な才能がない。特技なんてない。

そう思うことはありますか?

確かに苦手なことは一切やらず、得意なことだけをやって成功されている方もいらっしゃいます。

でも、本当は好きなのに、苦手だと思い込んでいるだけのこともあります。

ずっと苦手だと思っていたことが、周りまわって特技になることもあることもあります。

それを今日、無性に伝えたくなって、このnoteを書くことにしました。

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