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トイレチェック入ります。


レストラン時代、まずお客様を迎えるサービスとしてとっても丁寧に仕事をしたのがトイレだった。

私が働いていたのは、レストランにいらっしゃるお客様を門の前でお迎えしてご案内するほどの敷居あるレストランだった。

勿論、今も健在している。

朝はまず、建物周辺のゴミ掃除、道路に面したところまでコツコツと。

そしてお庭の掃き掃除も。

カトラリーは今のレストランでは珍しく、フルセットでお出迎え。
勿論こちらのセットもコースにより異なるので、準備はサービスの手。


中でも思い出にあるのはトイレ掃除かもしれない。
水の飛び跳ねた垢ひとつでも見つかれば、やりなおし。自分でチェックしたつもりでも、それはつもり仕事になっていた時もあった。

お客様をお出迎えして、楽しんでいただき、トイレに入った時に、その本質を感じることができると思う。

だから私は、記録としてトイレチェックもしている。
どんなにオモテが素敵でも、トイレが綺麗でない時は、うーんと感じるものがある。

トイレ=汚い、ではないのです。

ここが保たれているからこそ、綺麗に循環していく。

日本のトイレは、とても綺麗だ。
海外に行けばとても感じる。でもその上をいく、トイレもある。
大袈裟に言うと、トイレというベットのように扱われた部屋が存在する。何も豪華である必要はない。

ただし、お手入れが隅々までされており空気が澄んでいるの。

写真は、私の大好きな初めて一人旅で訪れたレストラン。軽井沢方面、とっても美しいレストランで、雰囲気も全て心に残っている。

思い出しただけで心がぱぁっと明るくなる思い出の場所。
気持ちいい木漏れ日、日本家屋の作りが元にあり個性はあるけれど整ったレストラン。

それは、旅する目的になる程。

美しい場所へ心地いい場所へ、私の人生の定番を探して。

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