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音楽を立体的に捉える〜続「Schwung」〜

前回「Schwung」について書いたのですが、

前回の記事はこちら

今日は音楽以外で「Schwung」を使うとどうなるか、というお話しです。



Schwungを日本語で訳すとどうなるか、

私の中では

「飛ぶ前の準備運動を含む躍動」

かなと思っています。

いや、言語にするって難しい・・・


夫と公園に行った時の話。

鉄棒があったので、逆上がりをしようということになりました。
私、逆上がりできません。
(昔はできた・・・)

で、逆上がりをする時って、地面を蹴って足を上げますよね?

その、「逆上がりするぞー、それーイーチ、ニーー」
からの
「サーン!」を心の中で言おうとした時

隣の夫から大きな声で

「Shwuuuuung!!」

(地面を蹴って宙に舞えー!みたいなイメージかと・・・)

と言われました(驚)

そこで気づいたのですが、
そうか、このタイミングで「Schwung」なのかと。

地面を蹴って足を上げるとき、ある程度の弾みが必要となりますよね。
それがSchwungです。

だから、音楽の時に用いると、

「前の拍から次の拍に行く時の動き」

に繋がり、それが立体感をもたらすのかな、と思っています。

弾みをつけてジャンプする、
跳び箱を飛ぶ時とか、スキー台のジャンプをする時とかも
想像がつきやすいかな、と思います。

その動きって、直線ではなく曲線を描きますよね?
ジャンプした地点と到着する地点は同じじゃないし、
ジャンプしている間は弧を描いている。

その弧を描くことをイメージすると、
音楽も、もっとイキイキしてくるのではないかなと思っています。





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