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心の声を聞く

先週末、世界的ピアニストのイーヴォ・ポゴレリッチ氏のリサイタルを聴きにサントリーホールへ行ってきました。

私も恩師からポゴレリッチ氏と同じ奏法を受け継いでいます。

ほぼ毎年、ポゴレリッチ氏は、サントリーホールでリサイタルされますが
毎回、彼の奏法がどのように進化しているのかやっぱり見逃せない

奏法を継承するとはどういうことなのだろうかまだこの言葉を使うのに、
正直少し心がざわつきます。

昨晩のリサイタルは、私も大学の卒業試験のリサイタルで弾いたバッハのイギリス組曲第3番から始まる

この曲は、恩師にたくさんレッスンしていただいたので思い出の曲

一音一音注意深く聞くほど、恩師とのあのレッスンがよみがえる

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(写真は、恩師マリーナ・アンボカーゼ女史とご主人の故ジョージ氏と。昨年末にご主人はお亡くなりになりました。 

Facebookで、マリーナ先生のお嬢さんの投稿を見て
亡くなったことを知り、マリーナ女史に電話をして、
恩師の声を聞いた瞬間、思わず大泣きしてしまいました…
「マリーナは世界一の先生だよ!」といつも言っていて、いつも恩師のことを力強く愛情深く支えていたご主人です。)

話を戻して、

と同時に、18歳の時に、思い切ってクロアチアへ行き恩師と出会えたことは、私にとってなんて幸福なことだったのだろう…
と演奏を聞きながら思う。

リサイタルの前の日に読んだ本に

「心の声を聞く」

という言葉がたくさん出てきた

クロアチアがどんなところか全然知らなかったけれど、あの時「心の声」に従って本当によかったなと演奏を聴きながらそんな思いが湧き上がってきました。

最後の曲、ラヴェル作曲「夜のガスパール」ではすっかり彼の世界に引き込まれてしまいました。

リサイタルの前の日に読んだ本とは、


私たちは、何か気づきを得た時人生へのインスピレーションを得た時

「これは何の目的?」

「これをしたら何の意味があるのだろう?」

と考えてしまうけれど考えれば考えるほど動けなくなってしまうことがあります。

そんなときに勇気をくれる本です^^

もし読んだことがない方はぜひ読んでみてくださいね!

今、ピアノの先生方をコンサルさせていただいて、先生それぞれの人生のストーリーを振り返りながら、

「なぜ今ピアノを教えているのか?」

「ピアノを教える上で何を大切にしているのか、またなぜそのことが大切だと思うのか」

ということを深掘りしています。

この「なぜ」「WHY」がはっきりすると

SNS、ブログの発信にもブレがないし、何より、先生ご自身の顔がパァーっと明るくなり輝き始めます。

私もその瞬間を見るのが喜びです!

私自身も、去年の秋に大尊敬するメンターの合宿に参加し、私の「WHY」を導いてもらい、自分の軸が見つかって、ビジネスの方向性がしっかりと決まりました。

先生それぞれにステキなストーリーがあり、苦悩があってこそ人を惹きつけられる魅力があるんだと気づかされます。


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