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オンライン授業の名前を整理してみた

 オンライン授業の形式がいくつもあり、名前が付けられているが、知らない人にとっては想像だけだと間違う恐れがあるものの整理を試みた。
 言う人によって意味する内容が違う場合があるので注意。
 「メリット、デメリット」や「目的に応じた授業方法の選び方」については、各自にお任せする。

・対面授業

講師と受講者が教室に集まる従来の授業形式。「来場型」ともいう。

・オンライン授業

「ライブ」と「オンデマンド」がある。

 ①オンライン(ライブ)

講師と受講者が、同時にネットをつないで授業をする。双方向授業が可能(質問、ワーク、グループ活動)。

 ②オンライン(オンデマンド)

受講者がネットに置いた録画した教材を、受講者の都合が良いときに視聴する。何度でも、再生速度を速めても、遅めても視聴できる。

・ハイブリッド型

上記「対面授業」と「オンライン授業」を組み合わせた形式の授業。

 ①ブレンド型

「対面授業」「オンライン授業」を組み合わせたカリキュラム。その日の授業は全員が同じ方法で受講する。

 ②分散型

例えば1クラスを2グループ(A,B)に分け、Aグループに「対面授業」しているときに、Bグループに「オンライン授業」をする。

 ③ハイフレックス型

同じ内容の授業を「対面授業」と「オンライン授業」で同時に行う。

・「ウェビナー」と「授業型」

ハイブリッド型のオンライン授業が、どちらか明示されていないことがある。

 ①ウェビナー型

一方通行。ライブ、もしくはオンデマンド配信画像を見て、音声を聴く。視聴者の画像、音声は流れない。チャットを使ってコミュニケーションできる場合がある。授業では、終了後に感想やフィードバック、テストの問いへの回答を求められる。一般向け講演、音楽演奏などでは、アンケートを求められることがある。

 ②授業型

会議型。ウェビナー型ではない。講師と受講生と双方向のコミュニケーションがある。視聴者の画像、音声を全員が共有する。

※出典

・「ブレンド型授業」?「ハイブリッド型授業」?混乱しがちな「◯◯型授業」の意味まとめ, https://www.assistmicro.co.jp/blog/overview-of-hybridlearning

・ハイフレックス授業に最適なシステムとは, https://www.restarcc.com/solution/education/hyflex.html


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