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#PRFunho 入門|Slackを中心とした広報コミュニティのご紹介

はじめに

こんにちは!「たびちん」といいます!普段は函館近郊にてフリーランスのライター・編集をしていますが、元々は会社員として広報担当だった時期があります。そのときからの流れで、あるコミュニティにずっとお世話になっています。その名も「#PRFunho」(ぴーあーるふんほー)。

#PRFunho はインターネット上のコミュニティのなかでも継続的に盛り上がっている良い場でもありますし、私個人としても運営メンバーとして関わらせてもらっています。

数年前に比べて、最近は広報について情報収集するときの手段が増えました。書籍が出てきたほか、宣伝会議などの講座を受講することや、勉強会に参加する、有料コミュニティに入る、社外のプロに頼むなど多数の選択肢があります。どれを選んでも不正解ではありません。そのなかの選択肢のひとつとして、今回はSlack上の広報コミュニティ「#PRFunho」をご紹介できればと思っています。

#PRFunhoは、設立からもうすぐ5年(!)が経とうとしているコミュニティです。しかし、Slackを中心としているため、なかなかどのようなコミュニティなのかあまり外に伝わっていない側面も大きいかと思っています。この記事で、この#PRFunhoという場の魅力が少しでも伝わったら嬉しいです。

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この記事は、#PRFunho Advent Calendar 2023の1日目の記事です!

アドベントカレンダーの季節! https://adventar.org/calendars/9084  
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#PRFunhoの概要

ざっと現在の#PRFunhoの概要をまとめると以下の通り。

人がいっぱいいる!

コミュニティ名:#PRFunho(読み:ぴーあーるふんほー、表記:ハッシュタグ・PRF大文字・スペースなし)
コミュニティ参加人数:1404名(2023年11月30日現在)
開催プラットフォーム:Slack
参加者属性:広報担当(BtoB,BtoC問わず)、フリーランス、経営者など
設立:2019年4月19日(下記の告知ツイートを基準とする)

設立の際の発起人マーティン氏の思いはこちらにあるので、気になる方はぜひどうぞ↓

#PRFunhoに参加するメリット(および個人的な所感)

#PRFunhoに参加するメリットは語り尽くせないのですが、集約すると下記の三つになるのかなと思っています。

交流: 「ひとり」であることが多い広報担当にとっての大きな窓

私もかつては一人広報だったのですが、そのなんと心細いこと。会社の誰も「広報とは」「今広報として何をすべきか」なんてことは教えてくれません。経営者と社員の板挟みになる機会も多いです。広報と名の付く領域は、メディアリレーションのみならず、社内広報・技術広報・採用広報など、年々広がり、複雑化しています。それらの複雑な領域を束ねる一般的で明瞭なKPIは存在せず、今なお議論されており、何を指標にするべきか決めるだけでも一苦労。社内で人事やマーケティング、営業など他職種と兼務することも多いです。さらに、それらの広がった領域を業務として落とし込む際に、「はたして一人でできる現実的な内容なのか」を判定してくれる人も社内にはいません。

一方、チームとして動く広報担当も、どのように考え、動くことが適切か悩みを抱えています。会社の規模感も大きく、より目線を上げた社会との関係性作りが求められるのです。

となると、広報担当の悩みはなかなか尽きることがありません。

#PRFunhoでは、「#気軽にご相談部屋」「#おはようチャンネル」などのチャンネルがあり、他社の広報担当との交流が図れます。私はそこで、少しずつ悩みが溶けていくような感覚になりました。実業務の前に立ちはだかる不安が、同じ目線で業務をしている人たちの書き込みを見ることで、具体的かつ解決可能なものに変わっていったのです。

▼#PRFunhoおすすめチャンネルリスト

#気軽にご相談部屋:相談ができる部屋。各領域のプロが答えてくれたりします。
#おはようチャンネル:ただ「おはよう」を言い合う場。今のところ一番アクティブ。その日の予定を合わせて言う人もいるので疑似朝会っぽい。
#ひとことandニュースの部屋:気になるニュースURLをひとことを添えて紹介。他社広報さんの着眼点などもわかり面白いです。
#雑談部屋:超雑談でも告知でもなんでも投稿OKな場です。
#yatta:社内では評価されなかったリリースもここでなら反応がつきます!やったー!
#知見:知見というリアクションが押された投稿が自動で集まるチャンネルです。このチャンネルを眺めているだけでも勉強になります。
#飲みたい #食べたい
:飲み会やランチ会のお誘いに使えるチャンネル。私みたいな地方在住の人間にとっては貴重な機会作りにもなります。

ご自身の分報(Funho)を作り、日々の業務についての悩みや小さな発見を書き込むと反応が貰えたりします。これが意外と心強い。私であれば #times-wakatabi という私が主体のチャンネルがあります。クローズドなX(旧Twitter)みたいなものでしょうか。

この分報があることによって、既存のコミュニティに入りづらいというデメリットが少し解消されているのかなと個人的には思っています。空気を読まず、自分で好き勝手なことを書いてもいいわけですから。

もちろん他のチャンネルでも、ガンガン空気を読まずに発言することや、チャンネルを自由に立てることも超ウェルカムです。誰かの役に立つかもしれないですし、あまり気負わず自由に過ごすことがポイントかなあと思ったりします。

会社によって、広報担当によって悩みはさまざま。#PRFunhoは、その一つひとつが「吐露してよいもの」です(もちろん企業秘密などにはあたらない範囲でお願いします🙏)。自分の悩みが「もしかすると解決できるかもしれない」という期待を持てる場が、#PRFunhoなのではないか、と思っています。


連携: 自然発生的にコラボレーション仕事を生み出せる

実は #PRFunhoではさまざまなコラボレーションが生まれています。私が聞いたなかでも、2社コラボリリースが実現したり、共同キャラバンからメディア掲載につながったりしています。「記者さんが○○のような取材対象を探している」という呼びかけも頻繁に行われています。

私も、前職の関連で、デジタルクリエイティブ系の広報担当や、オウンドメディアを運営する広報で集まり、業界動向を共有・チェックし合うことができたことは非常に仕事に役立ちました。ありがたいことに、フリーランスになってからの仕事につながったこともあります。

#PRFunhoは、広報としての施策の増加や、それぞれの仕事にかなり貢献できているのでは……と思っています。

学習: 日々の業務における何気ない交流から知見を獲得

各チャンネルや、各個人の分報での何気ない書き込みが、他の人にとって大きな情報になっています。私は、他社広報さんの1日の動きがわかるだけでも、大いに励みになりました。私は大規模な記者会見などは運営したことがないので、タイムスケジュールや誰がやっているか、何が必要かがわかるだけでも、大変参考になります。

#PRFunhoでは質問をすると高確率で回答が返ってくるので、広報に関する何らかの問いを持っている人にはかなり活用いただける場なんじゃないかと思います。私もオウンドメディアや執筆関連なら多少回答できます。誰もが何かの初心者であり、何かのエキスパートです。気軽に質問いただけたらと思いますし、知っている領域にはぜひ答えてみてください。

こういった情報のやりとりが学習機会となり、ずいぶん視野が広がりました。特にひとり広報にとっては、社内・社外問わず自分の立ち位置の相対化が重要かなと個人的には思っています。多数の広報に関わる人がいる#PRFunhoでは、それがかなり効果的にできる場所なのではと思っています。

終わりに: #PRFunho 、楽しいです

#PRFunhoの紹介を、私としてはめちゃくちゃ真面目に書いてみたんですが、実際のところ、この場が「安心できて楽しい」というだけだったりもするんですよね。今まで知らなかった業界の広報担当さんのお話を聞けるだけでものすごく楽しいですし、ご本人のキャリアの話を聞くことも相当楽しい。かけがえのない友人も#PRFunho経由でできています。

超大げさに言えば、私の人生を豊かにしてくれた恩が #PRFunhoにあります。そして、この素敵な場を一人でも多くの人に知ってほしいし、活用してほしいなと思っています。もし気になることがあれば、いつでも私のX(旧Twitter) https://twitter.com/takiyoro までご連絡いただけたら〜!


#PRFunhoが気になった方はぜひこちらから参加申請してみてください!

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最近の活動はこちらのX(旧Twitter)にありますのでご覧ください〜!2023年11月30日の直近では忘年会を開催しました!

https://twitter.com/PRFunho

この記事は、#PRFunho Advent Calendar 2023の1日目の記事です!
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