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✈︎俳句幼稚園弐「が」: 煤払ひ、冬の月、(おしくら饅頭)


① 学芸員モネをグレコを煤払ひ

煤払ひ/暮れ (上五、字余り)

② 画面越しの声くぐもりて冬の月

冬の月/三冬 (上五、字余り)

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① 一昨日の、確か中国地方ニュースにて。倉敷の大原美術館で、すす払いが行われましたと。モネやグレコなどの名画を、丁寧に刷毛などでキレイにしました、と聞いた、捻りもないそのままの句です。

② 離れて住んでいる家族とのビデオ電話。声のちょっとしたくぐもりや、一瞬の間や言い淀みなどがあると、笑顔に隠れた、悩みや心配事があるのかな?と気になることがあります。

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〈オマケ〉

凱旋を迎ふるおしくら饅頭

サッカーアルゼンチン代表の、帰国やパレードの熱狂の様子を見て思いつきました。人、人、人の映像に驚くばかり…!
アルゼンチンは今は夏なはず。それに、「体を暖かくするための冬の遊び」である、おしくら饅頭をしているとは思えないので💦、オマケです。

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トップの写真は、少し前のアメリカの自宅から見上げた、朝の半月です。

今日もここまでお読みくださり、ありがとうございます。
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