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フランス書院文庫大賞に応募するみなさんに(最新版)

 私は有料の添削サービスをしているのですが、フランス書院で書いていた作家であるため、フランス書院文庫大賞に応募するための添削依頼がたくさん来ます。

 ですが、0次選考で落ちる小説(応募規約違反やカテゴリーエラー等、原稿を読まなくても落選になる小説)が多い。
 応募規約はもちろん、フランス書院文庫も読んでいないんだろうなぁ、という作品が散見されます。一生懸命に書いた小説が、審査されずに落選なんて悲しいですよね。
 最低限ここは守ってほしいというのを紹介します。


1.原稿用紙枚数


 フランス書院は、原稿用紙100枚前後を推奨しています。
 大長編や短編でも採用される場合がありますが、それはよほど優秀な方だけです。推奨に従いましょう。
原稿募集のお知らせ | フランス書院 (france.jp)

2.エロシーンが出てこない。


 官能小説なのにエロがない小説は無理です。めくってもめくってもエロがないんです。もちろん選考対象外です。

3.訴訟不安のある小説


 有名人をモデルにした小説は無理ですよ。モデルがいないと小説が書けないのかと思われます。特定の誰かをイメージするのはOKですが、そのままズバリだと無理です。選考対象外です。
 私をモデルにした小説を添削依頼してきた人がいましたが、フランス書院は社員さんや作家さんと同じ名前の登場人物は出さないようにしていると聞いたことがあります。

4.NG職業

 一番多いのはこれ。なぜNGなのか、ではどうすればいいのかについて紹介します。


a.女刑事
 フランス書院は、おかみを怒らせないよう、最新の注意を払っています。
女刑事はリスクが高いですよね。女潜入捜査官とかだとOKですよ。
 フランス書院文庫で刑事が出てくる小説は、過去一冊も発売されていません。

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