昨日１０月３１日はハロウィンでした。

町の様子を見ても全体的に
ハロウィンのデコレーションをする家も減ってるか、
シンプルになっている気がします。

ハロウィンって？

もともとハロウィンはケルト人の収穫のお祭り
「サウィン祭」なんて言われていますよね。
それとキリスト教の諸聖人の日（All Hallows' Day）の
前夜（All Hallows' Evening）がミックスしたとか。

この日は霊界の扉が開き、
亡くなった人の魂が戻ってくる日なんですが、
いっしょに悪霊たちもやってきてしまうので、
かがり火を焚いたり、捧げものをして悪さをしないように
してもらっていたのが、変化して行ったとか。

怖い仮装するの理由も
紛れてやってきた悪霊を怖がらせて追い返すとか、
悪霊の仲間のフリをして悪さをされないようにするため、
とか、いろんな説があります。

今では宗教的な意味合いは忘れ去られて、
お楽しみイベントの日として定着していますよね。

カナダのハロウィン

カナダのハロウィンの記録では次のようなものが残っています。

カナダでもハロウィンは100年ぐらい前から
商業主導で拡散し、今でこそ定着したイベントのようで、
カナダのおばあちゃん、おじいちゃん世代にとっては
特に馴染みのないイベントのようです。

日本ではハロウィンはリア充イベント、
とか言っているようですが、
どういう感覚なのか、私にはよくわかりません。

ハロウィンは地域でお化け屋敷やパンプキンイベントや花火、
パーティーを開いて楽しんだり、仮装してる人もしてない人も
気軽に楽しめるイベントです。

カナダはこの日は学校、職場、お店でも朝から
仮装したまま行く人、そのまま過ごす人も珍しくないです。

今年はうちの近所はほとんどしてませんでしたが、
家のデコレーションを見て回るのも楽しいです。
（2021年の記事に仮装の様子や家デコもアップしてます）

今年のハロウィン

当日はモールに行くと仮装した人がウジャウジャしていますし、
スーパーで買い物中、コーヒーショップでお茶をしている
仮装した人も見かけます。

アルバイト先でもスタッフの一部は仮装して仕事をしてました。

最近の仮装した子どもたちは、
ハロウィン当日はまずモールに行って各お店を回って
効率よくお菓子を集めた後、近所の家々を回って
さらにお菓子を集めます。

うちにも例年子どもたちがやってきますよ。（コロナ期除く）
時間帯は５時頃スタートで７時ぐらいまで。
それ以降は中学生以上ぐらいのグループがチラホラ来ます。

お菓子を用意している家はカボチャを家の前に置いてたり、
何かしらのデコレーションを飾ってます。

うちは大きなデコレーションはしませんが、
当日は扉に黒いバラをつけたり、
目が光る置物を家に前に置いたりします。

子どもたちを迎える私もちょっこと仮装。
（表紙画像は2013年のハロウィンの仮装）
去年も黒ずくめの魔女（上の記事が2022年）でしたが、
今年はこんな感じ。

今年はやるつもりはなかったのですが、
急きょ、あるものを使ってヒッピーゴースト風ってことで。

扉を開けると子どもたちは
ビックリしてちょっと固まります。

小学３年生ぐらいの女の子には
「I like your outfits」（あなたの洋服好き）
と誉められました。

上の私の写真をアルバイト先のカナダ人の同僚に見せたら、
「かわい～い！」
とみんなに言われました。　えっつー！なんで？

一体どんなカワイイセンスしてるんでしょうか？

下は今回準備したお菓子。

そんなこんなで
今年は初めてカナダのローカルのお化け屋敷に行けたし、
お菓子も渡すこともできたし、花火もコロナ前にように
あちこちでバンバン鳴って賑やかだったし、
例年のようにちょっと楽しめたハロウィンでした。

皆さんも友人とお家コスプレパーティ、飲み会、ホラービデオ会とか、
ハロウィンを理由に気軽に楽しんではいかがでしょうか？