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人生で初めて書いたファンレターは英語でした

こんにちは!
ニク・ジャガスです。

突然ですが、みなさんはファンレターを書いたことはありますか?

「いつも応援してるよ!」
「〇〇がきっかけで〇〇なところを好きになったよ!」
という熱い気持ちを、どうにかして憧れの人に伝えたい。

私も3回ほど書いたことがありますが、
初めて書いたファンレターの宛先はなんと、イギリスでした。

今回は、その淡〜い思い出のぬるま湯に浸かろうと思います。


当時、わたしは中学生。
映画館とレンタルビデオ店を、ピンポン玉のように往復していました。

町中を駆け回るワタシ

その中で巡り合ったのが、2003年公開のリチャード・カーティス(神)監督作品『ラブ・アクチュアリー』です。

劇場公開中は何故かあんまり興味が持てず、2005年に初めてDVDで鑑賞しました。

結果、光の速度でラブアク沼に引きずり込まれた私。
サウンドトラックも速攻買って「コンポ掘削しちゃうんじゃない?」ってほど回しました。

今でも個人的に好きな映画TOP5に入っていて、毎年12月になると必ず鑑賞します。

それくらいハマった『ラブ・アクチュアリー』で私の心臓をえぐり取った俳優。

それは、ヒュー・グラントでした。

シネマトィデイより

ヒュー演じるイギリスの首相デイヴィッド、とってもチャーミングで人間くさい。笑
政治的重圧を感じながら「だるいわ〜」と仕事をこなしていく演技が似合い過ぎている。

首相官邸でキレキレのダンスを披露するシーンは超有名ですが、本人は最後までカットして欲しかったそうです。

何回見ても最後声出して笑ってしまう。笑

そんなデイヴィッドが恋したのは、なんと秘書。
クリスマスを大家族と過ごす、優しくてキュートな女の子ナタリー。

物語の終盤、二人は近隣学校合同のクリスマス・コンサートに忍び込み、マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』が流れる舞台裏でキスをする…(そして参加者全員にバレてしまう)

いや〜、この世の全ロマンティックが詰まっている!!!!!
まだ恋愛ヒヨコだった私は心のダムが決壊するのを感じました。

この思いを伝えなくては。

両親に車で連れて行ってもらえる範囲で一番大きい雑貨店に出向き、
ひたすらJAPANを感じる便箋を探しました。

ついに見つけた和紙製の便箋を引っつかみ、鼻息荒くレジへ。
家に帰ってからはひたすらネットと電子辞書を使って愛の言葉を書き連ねました。

筆で。

今思えばお経送りつけちゃったんだな。
ごめんね…怖い思いさせて…

「キャメロン・ディアズから返事きた!」「エディ・マーフィーなら100%返してくれる!」

みたいな情報がネットに錯綜していたため、ピュアな心で返事が来るのを毎日祈りました。
すさんだ心を持つに至る本日まで、祈りは効果を発揮していません。

あれは人生で一番時間をかけて、想いを込めて書いたファンレターでしたね。
現代はSNSでどんな海外セレブとも繋がれるから、すごいですよね。

それでも、手紙には特別な力があると思っているので、いつかまた書こう。


余談ですが、『ラブ・アクチュアリー』を見た後、ヒュー・グラント出演作品をローリング作戦していた私は『ブリジット・ジョーンズの日記』に出会い、コリン・ファースと恋に落ちます。
(『ラブ〜』にも出てたんですけどね、魅力に気づかなかった)

コリン・ファースは今でも大好きな俳優です。
生まれ変わったら彼のスーツの肩パッドになろうと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
皆さんのファンレター話があれば、ぜひ教えてくださいね〜!



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