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BPMが190になったぞ

あいみょんではないけれど、そんな鼓動の速さを感じた1ヶ月だった。

企画メシの「音楽の企画」を通しての止まらない想いを忘れないうちに書きとめる。想いが強すぎて、長文なことご了承ください笑


-考えすぎて、酸素が足りない


「日本の音楽が、世界に打って出るには?」
お題が難しすぎる。それが最初の感想。 

私は音楽大好き人間だが、邦楽しか聴かない。
洋楽の歌詞の意味を知った時、たった5分程度しかないのに、なぜ何度も何度も同じことばを繰り返すのか理解できず、それ以上理解しようとしなかったのである。

"音を楽しむ"で音楽なんだから、もっとリズムやメロディを楽しめばいいじゃない!
頭で分かってきても、心が追いつかなかった。

そう、私は、歌詞重視しすぎなタイプなのです。

そんななかで、このお題。
世界はどんな音楽を必要としているのか、なかなかキャッチできなかった。
メロディよりリズム、韻を踏みやすい英語、短いセンテンス、踊れる、真似する、発信する。なれない洋楽を聴き、日本の音楽とは?を調べたが、何かピンと来ない。
考えすぎて、お風呂から上がったら息が上手く吸えなくなり、呼吸困難になった。(ただの運動不足かな笑)

でも、お題を出していただいたゲストの岡嶋かな多さんのことを知ろうとすることは、とても楽しかった。

笑顔で、チャレンジングで、チームで作るのが好きな人。しかしそれだけじゃなく、今に至るまでを知ると、共感する部分が多くあり、遠い存在が近くに感じる。
相手を理解することは難しく、だからこそ楽しさもある。

そうやって知っていくうちに、
「企画より、応援がしたい…!」

もうこれしか考えられなくなっていた。
こんなにすごくて、お忙しい方に、見てもらえる一度のチャンスなら、好きな歌詞で届けたい、そう思った。

お題と逸れていていいのか?と迷い、twitterにつぶやいたが、阿部さんからもらったことばに、背中を押され、これでいくことに決めた。
みんな素敵な企画を出してくれるだろうから、ひとりくらい推して、応援する人がいたっていいじゃないか、と振り切った。


-相手に与えているものほど、
自分が一番欲している

しかし、作詞家の方に、素人の一度も歌詞を書いたことがない私が歌詞を書くなんて、ちょっと無謀だ。しかも、日本語好きな私が、少しでも学んだ要素を取り入れたくて、苦手な英語や短い言葉を入れ、韻やリズムを少し意識した歌詞でいくなんて。

英語を調べるところから始まり、
岡嶋さんにとっての音楽の存在は何か、
観客席から自分が関わったアーティストのライブを見るのはどんな気持ちなのか。
英語もメロディも分からない状態で、それでも、とにかく書き上げた。

どうしても歌詞にしたかったのは、自分がやりたいのもあったが、
この企画を贈る相手が「音楽が息をするのと同じくらい大好き」な人だからだ。

人は相手に与えるものほど、自分が一番欲しているのではないかと思う。

私は写真を撮る方が好きだけど、自分が写った写真がない!ってことにふと気づき、寂しいときがある。だから、写真を撮る人のことを撮ってくれるって、意外と嬉しいものだ。

同じように、
話を聴く人は、話を聴いてほしいし、
優しくする人は、優しくされたいのかもしれない。

相手に向けてなにか作り届ける側の人は、きっとそれがないと生きていけないくらい大好きで、自分が一番欲しいのだ。
そう思ったからこその、歌詞だった。


ー 企画書ではなく、応援書?


せっかくなので、作った企画書を。いやこれは応援書というべきか笑


-伝わって、選ばれる喜び。
 好き!と伝えること。

結果、ご本人には選んでもらえなかった。お題とズレていて、相手が求めていることを理解しきれていなかったのだと思う。
でも、推しに選んでくれた9人と阿部さんの感動メモに感動しっぱなし。
(↑人数を数えて、感動メモをコピるキモさ笑)

まさにBPM190だった。
今まで選ばれないことばっかりだったからこそ、
選ばれることは本当に嬉しい!と、この鼓動が速くなる瞬間を噛み締めた。
大げさでなく、明日も生きていたいと思うほど幸せ。
なにかが、伝わったんだと。

私の企画は自分では番外編くらいに思っていたのだけど、「直球」「チャレンジ」というようなことばを書いてくれる人が多くて、意外だった。

何人かにお伝えできたが、本当に全員に感謝のことばを言ってまわりたいと思っている。
そして、なるべく”感動メモ返し”をしていきたいと思う。
それが相手の喜びに繋がるならば、いいと思ったことを言葉にして伝えていくことを、この先、辞めないでいようと思う。


-企画を通して見えたこと

そして今回の課題を通して、自分がどんなことをしたいのか少し見えてきた。

「応援がしたい」
一回目の自分の広告では、自分をアピールすることだったが、それよりも届ける相手を応援できる企画の方が楽しいと思えた。

「作詞がしたい」
ずっと胸に秘めた想い。でも、調べてもどう進んだらいいのか道が見えなくて、メロディにことばを乗せるやり方が分からなくて、一度も書かずにいた。
だからと言って、まず作ってみないとはじまらない。ずっと憧れていた作詞を書くという、初めの一歩を踏み出したこの機会に感謝しかない。

作詞家にコピーライターが多いというのも驚きの話だったが、考えてみれば、阿部さんがコピーライターなのに作詞もしているんだ!と知って、気になったのが、この企画メシまで導いてくれたきっかけだったと思い出す。

あと…

\\ 作曲してくれる人を募集します笑 //
冗談じゃなく、曲は作れないので、どなたか…!!


-こだわらないって、時にチャンスだ


岡嶋かな多さんのことを知るなかで思ったことだ。
・ジャンル問わずとにかく音楽を聴きまくっていたこと
・”アーティストやクライアント”の伝えたいことをキャッチし、楽曲にしていること
・依頼や声をかけてもらった仕事はどんなことでも受け入れてやっていたこと

好きなものほど、自我が出て、こだわってしまう頑固な私。こだわりももちろん大事だけど、こだわらないことも大事。
食わず嫌いをしないことで、道が開けるんだ!世界は広がるんだ!と。

今後も苦手な課題、苦手な人、苦手な日々に出逢うだろう。
それでも、まずは受け入れてみる、からはじめたい。
知れば、知る前よりは好きになるものってあるはずだから。
チャンスは意外なところに転がっているかもしれない。

ほかにもたくさん響くことば、語りたい音楽があるが、ブレーキが止まらなすぎるので、BUMP OF CHICKENが好きとだけ言って終わりにする。
最後まで読んでくれたあなたとは、夜な夜な語りたいものです。

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