0014-(第四部)

第17話 生態系の再生
 ノアの大洪水の後、厖大な土砂も流入や増水の重みで海底地盤が沈下し、「地殻変動」が3百日余にわたって進み、旧大陸の基底は幾つかに分断され、海底山脈に次いで海溝や陸や山脈が出来て、現在のように「水が引いた」状態になりました。
 水蒸気層が喪失したために地球は急速に「寒冷化」して巨大動植物が一挙に全滅し、氷河や北・南極に加えて四季が出来ました。
 確かに、北・南極にを含む全地球の地底にある不整合な先カンブリア地層の上に整合な「堆積地層」があって、そこから膨大な動植物の化石や石炭、何百年使っても枯渇しない動物性の石油や天然ガスが集中的に見つかるのは頷けます。厖大な動植物が居て、巨大な天変地異があったに違いありません。

第18話 チームワークあっての集団
 集団が存立していくためには、構成員から一身に信頼を集めて采配を振る「リーダーシップ」と、リーダーを信頼し納得し一致して服従し行動する「フォロワーシップ」とが一体化する「連帯」が必要です。ラテン語では社会をsociosと言いますが、原義は「ついていく人」(英:follower)です。
 一糸乱れぬ強力な連帯を要する緊急事態などに即応するためには「ピラミッド型」の集権制が、よく機能します。リーダーもフォロワーも、この背反する二律を機宜に適して峻別しつつ適用しなければなりません。

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