終戦記念日に添えて(1)

日曜日に放送された『日本の一番長い日』。
DVD、必ずレンタルしよう!(新作シールが取れたら。笑)と思っていた映画でしたので、
地上波で観れたのはラッキーでした♪ ^_^;

いや~…、(当然のことながら)重く暗く苦しい映画でしたね。><;
感想は多々あれど、ここでは控えさせていただいて。

ここでは別な戦争映画のご紹介をさせてください。
やはり最近DVDを借りて観た、『野火』。

人によって太平洋戦争のイメージは違うと思います。
特攻隊、遺された家族、シベリア抑留、満州移住…、

ただ30代の私の数少ない知識で、最も凄惨だったろうと思うのは、
補給線も絶たれた南方の諸島で、人肉を喰らうかどうかまで飢えに追い詰められた兵士たちではないでしょうか。
この映画では、その模様がリアルに描かれています。

さてこれに近い内容は、浅田次郎の小説「雪鰻」(短編小説集『月島慕情』に収録)にも書かれています。
コチラは明らかなフィクションで、エンディングもきれいに終わりますが、やはり南方の極限の生活に触れられる名作と、私は勝手に思っています。
短くてすぐ読めるので、ぜひお試しいただきたい一篇。

最後にもう1つ。劇団四季のミュージカル、『南十字星』。
ご承知の方も多いかと存じますが、『李香蘭』『異国の丘』とともに、四季の「昭和3部作」として有名ですネ。
コチラは舞台はインドネシアながら、上の2つとは違いラブ・ストーリーがメインです。
私は決して敬虔な仏教徒ではないにも関わらず、ラスト・シーンでは毎回、思わず合掌せずにはいられません…。


皆さまのオススメの戦争映画や小説も、ぜひ教えてくださいませ♪(^O^)

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