物語からゲームへ | 井上明人
ゲーム研究者の井上明人さんが、〈遊び〉の原理の追求から〈ゲーム〉という概念の本質を問う「中心をもたない、現象としてのゲームについて」。前回に論じた2つのゲーム的形式をふまえ、今回はゲームと物語の関係について捉え直します。
井上明人『中心をもたない、現象としてのゲームについて』
第18回 物語からゲームへ
3−5.物語認知とゲーム(学習説の他説との整合性③)3-5-1.二次的フレームとしての「物語」 前回の議論で、ゲームというものが日常の内側にあるものか、外側に在るものかにつ