見出し画像

【山行記録】初ソロ北アルプス、槍ヶ岳は北アルプスのシンボルだと思いました

ドキドキ、ワクワク初めての北アルプスソロでした
そこでは間近で眺めるとっても素敵な槍ヶ岳が待っていました


はじめに

大好きな南アルプスの主なコースはほぼ歩いたと思います
この先はディープな世界になるから大きな分岐点でした

悩んだ結果、違う世界も見てみたいから南の比率を少し下げて北アルプスや中央アルプスも歩いてみようと思いました

片手で足りるくらいしか歩いた事がない北アルプス、地図を眺めると広大なフィールドでどんな風に歩くかわくわくしました

●一日目:晴れ
新穂高から飛禅沢を歩き槍ヶ岳へ登り、西鎌尾根を通り双六小屋でテン泊
●二日目:晴れ
双六小屋から笠ヶ岳へ登り、笠新道を下ってゴール

駐車場は鍋平高原駐車場

市営新穂高第3駐車場P5へ向かいましたが満車で鍋平高原駐車場に駐車しました

市営新穂高第3駐車場P5(無料)

鍋平高原駐車場P7(1日300円)

双六小屋

  • 特定日はテント泊の予約が必要です

  • テント泊代:2,000円

  • テント場はドコモ電波なしでした

  • 水は蛇口からじゃぶじゃぶ

  • トイレ一回200円は別料金です

初ソロ北アルプス 1泊2日

1.鍋平高原駐車場から下りのスタート

鍋平高原駐車場から登りや、平行移動じゃなくて下ります
なんと、標高差約150m下るんです
最初は下山という不思議な感じになりながら歩き始めます
ということで、ひと下りして新穂高センターに到着です

行きは槍方向の右俣へ行き、帰りは笠方向の左俣から戻ってくる予定です

白出沢口まで約6キロ林道歩きが続きます
ふと見上げたらこの特徴的な形はジャンダルムじゃん
近くてびびった
北アルプスに来たんだなと実感しました

2.槍平小屋から本格的な登りが始まります

槍平小屋は初めて来たときは残雪期で冬季小屋入口に普通に入れるくらい雪がありました
雪の下はこんなに笹があってお花畑が広がってたんですね

槍平小屋にある冬季小屋
2019年5月18日 残雪期に登った槍平小屋は冬季小屋入口まで雪がありました
急登が始まりゼーゼーしながらふと振り返るとカッコいい焼岳と大きな乗鞍で元気になりました
そして、明日歩く予定の笠ヶ岳が登場!大きくて存在感あります
めっちゃ急登で飛騨乗越が果てしなく遠く感じるが、お花畑で癒やされました

3.飛騨乗越に到着したら最高でした

飛騨乗越にのった!進む方向と逆は立派な大喰岳
よ〜く眺めると大好きな南アルプスと富士山もバッチリ

4.ついに憧れの槍ヶ岳

目の前に槍がドーンです
槍は登ったことあるし怖いからガスならやめようかなと考えていたが…
これは登るしかない

その前に、槍ヶ岳の前で記念写真

感覚がマヒしそうですが、地上にあったら普通に一般人は立入禁止レベルの垂直な梯子が3連続で続きます
みんな当たり前のようにひょいひょい登るから凄いです
自分はドキドキしながら「大丈夫、大丈夫」と独り言をいいながら登ります

槍往復で1時間くらいかかったかな?山の日の昨日は槍ヶ岳山荘前まで行列だったんだって
梯子は一人ずつなので登り終わったら合図してお知らせします
ついに槍ヶ岳到着!来て良かった、最高です
穂高へ続くこの稜線も歩いてみたいな!奥穂の存在感があり、一段下がった西穂、切れ落ちて見えないけど北穂手前の大キレットが最大の問題…歩けるか?
裏銀座いいな!まだ慣れてないので全部一緒に見える(笑)これからいっぱい歩きたいです
裏銀座いいなと眺めながらポーズ

5.西鎌尾根は気持ちいい稜線歩き

これから歩く西鎌尾根が気持ちよさそうな稜線で、その先に双六岳
西鎌尾根に入り一気に下る!振り返って槍が存在感あります
西鎌尾根はずっとなだらかでしたが最後ポコポコがあるな!ここまで歩いての樅沢岳(モミサワダケ)へ登り返しが最大の試練でした

6.双六小屋に到着

双六小屋で受付して、カレーを食べました
疲れた体に沁み込みとても美味しかったです

樅沢岳(モミサワダケ)への登り返して双六小屋が見えた!いい場所だな
小屋でカレーを食べてテント張ったがまだ13時でした!三年寝太郎と呼ばれる自分でも暑くて寝られない(笑)双六岳を眺めて至福の時間

7.いざ、笠ヶ岳へ

2日目、双六小屋のテン場を振り返りながら出発!
見える山にはほぼ灯りが動いている
南アルプスだったら昼間でもこの山に一人では?って時があるのにこの安心感は半端ないです

双六小屋テン場の明かりが綺麗
張り切って早く出発しすぎた(笑)真っ暗な時間に通過するのは勿体ない気がして、西鎌と槍が目の前のここで30分くらい明るくなるのを待ちました!やっとシルエットが写真に写る時間、いいね
そして日が昇る!最高の朝をありがとうございます

8.ライチョウに遭遇

クックックッと声がすると思ったらライチョウさん!おはよぉ
並んで登山道を横断して自由な感じがいいです

9.笠ヶ岳は最高の展望台でした

笠ヶ岳までは稜線沿いだから簡単かなと思いましたが甘くはなかったです
アップダウンが続くカッコイイ稜線です

稜線の先、左奥の尖りが笠ヶ岳
槍から奥穂、西穂までの稜線が最高!大キレットの存在感が凄いな
1番右の槍から西鎌尾根が続き左の一段下がった場所がスタートした双六小屋
笠ヶ岳が近くなったけどアップダウンありますね!大きくて立派だな
少し登れば着くので抜戸岳(ヌケドダケ)へ寄り道!最高の展望台でした
双六小屋があった場所をアップで
更に近くなった笠ヶ岳が大きい
みんな笠新道の下降点にザックデポしてました!テント装備のフルザックで来てしまった(笑)
笠ヶ岳に到着!最高の展望台でした
焼岳と乗鞍が近く、御嶽も見えるようになった
北アルプスのシンボルだね、槍ヶ岳
歩いて来た稜線が左へ曲がり、その後に双六小屋のあった場所で右へ槍まで西鎌尾根が続く!歩いた場所を眺める最高の時間です
1番奥に劔岳と立山も見えました!その右に南なら蝙蝠岳のような位置に赤牛岳がある
笠ヶ岳山荘で食べたカップラーメンが美味しかった!笠ヶ岳またね〜

10.下山は笠新道

笠新道は少ない距離で一気に標高を稼ぐ噂通りに大変な道でした
上部はザレザレ、下部は岩が多く段差ありでどちらも歩きにくく感じました 小池新道は歩きやすいよと教えて頂きました

笠新道は噂通りで歩きにくい大変なコースでした
振り返って左が笠ヶ岳!
林道に降りました
林道を歩いて新穂高センターでゴール気分が鍋平高原まで追加でひと登りでした

山行記録

【YAMAP】2023/8/12,13 槍ヶ岳と笠ヶ岳 1泊2日

【YAMAP】2019/5/18,19 残雪期 槍ヶ岳のテント泊

あとがき

北アルプスは、夏の雲と秋の雲が共存して朝は既に秋の風が吹き始めていました
山はもう秋が始まってますね

1日目も2日目も天気に恵まれエスケープする必要はありませんでした
北アルプス最高~

家族と素敵な出合いに感謝すると共に最高な2日間をありがとうございました✨
最後に、ここまで読んでくださったあなたに心から感謝いたします
本当にありがとうございました


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?