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Ⅴ.運営

1 ヒト

暮らす会はつぎの3タイプの関係者から成り立っています。全員で『暮らす会員』とよび、『発起人』と『仲間』を合わせて運営チームとします。

『発起人』(運営チーム・リーダー)
「暮らす会をやろう!」と思ったヒト。多くはこれを読んでいるあなたになります。

『仲間』(運営チーム・メンバー)
暮らす会の趣旨に賛同してくれたヒト。いっしょに暮らす会を開催するパートナーです。

『参加者』
発起人と仲間で企画した暮らす会に参加してくれるヒト。次の暮らす会の『仲間』になってくれるかもしれない、継続的な運営には欠かせないヒトたちです。また、自ら『発起人』になって、暮らす会を広めてくれるキーパーソンにもなり得ます。

2 モノ・コト

暮らす会を継続的に運営していくためには、発起人は開催場所(=モノ)やワークの内容(=コト)について、普段からアンテナを張っておくと良いでしょう。

開催場所(モノ)
・公民館の利用登録をする
・コミュニティスペースのメンバーになる

ワークの内容(コト)
・発起人自らいろいろなワークショップに参加する
・手芸や工作のかんたんな解説書を参考にする
・手芸や工作ネタを集めたサイトを参考にする
・自主上映会の主催者募集情報をさがす

3 カネ

資金の前提が暮らす会の一義ではありませんが、開催するためにお金は必要です。このため、暮らす会の運営は会費制をとると良いでしょう。単発でも継続でも、暮らす会の開催は『暮らす会員』からの『会費』を原資としていきます。資金は、チラシなどの広告宣伝費や文具などの消耗品費にあてます。必要に応じて、『発起人』『仲間』の交通費あるいは日当などにあてるのも可ですが、そこが前提にならないよう注意してください(日当分の参加費が得られなかったので中止する、というのは本末転倒!)。多くの場合は『発起人』がお金管理を行うことになるので、基本的なお金管理の知識は身につけておくべきです。なにより、会計の透明性が大切です。また、会費の金額は、1回あたり【500円】を目安とすると良いでしょう。運営の規模に応じて月額制・年額制を検討しても良いかもしれません。運営計画をしっかり立てた上で、逆算して会費を算出することを心がけてください。


時間と場づくりの研究所『ワーラボ』
www.walabo.strikingly.com


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