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女らしさ、男らしさ、私らしさ

先日、子どもと二人で居酒屋で夕ご飯を食べていた日のことです。

子どもが眠くて、機嫌が悪くなり、駄々をこねて泣き出しました。

子どもが疲れたり、眠くなったりすると機嫌が悪くなるのはよくあることなので、眠い?帰る?どうしたい?と聞いていたら、居酒屋のご主人がそっと大盛アイスを出してくださったのです。

ありがとうございますと、マスターにお伝えした瞬間、
「男の子なんだから泣いちゃダメだよ。強くなきゃ。これで泣き止んで。」
とマスターは話したのです。

あっかーーーーーーん。

アイスはありがとうございます、ほっこりタイムをありがとうございます!
でも、そのお言葉はいらぬアドバイスでございます!!!

男の子だって、泣いていいし。強くなくてもいいし。カッコよくなくてもいいし。男の子だからこうあるべきだという像を勝手に押し付けないで欲しい!

逆に、女の子だから、おしとやかにしないと。料理ができないと。細やかな作業ができないといけないなども、ただの押し付けです。

「男の子だから」、「女の子だから」は関係なく、私は私で、私自身の思いが尊重されて良いはずなのです。

しかし、アイスに罪はないので、美味しくいただきました。子どももアイスにつられて、機嫌は元通りです。



生活している中で、「女の子らしさ」、「男の子らしさ」を強制されることはよくあります。

私自身も普段ニュートラルな思考であると思っていますが、時折このようないらぬ押し付けをしてしまうことがあります。

自分自身が、知らぬところで固定観念を持ってしまっているのだと思います。

子ども達には、思いを押し付けることなく、みんなそれぞれ自分の思いを大切に育っていってほしいなと思います。

※七夕に子どもと書いた短冊の写真を記事の見出し画像にしてみました。子どもの書いた「ひとちゃんがきれいになりますように」(ひとちゃんとは私のことです=母親)。このきれいでいなきゃいけないという押し付け?も少し違うなと思い、子どもと議論したのでした……。

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