本を読まないというスタンス
皆さんは読書、お好きでしょうか。
僕は大嫌いです!!!!!!!
今日は僕が全然本を読まないということについて語っていきたいと思います。
そもそも活字がそんな読めない
これすごく不思議な話なんですけど、こんな長々と分を書く癖に、他人の書いた文を読むのはめちゃくちゃ苦手なんですよね。昔から読書感想文とかマジで鬱になるほど嫌でした。
なんか文を読み進めていくにつれて頭が熱を帯びてくるというか、意識が遠のいていくというか、内容が入ってこなくなるんですよね。
こういうそもそもの苦手成分が本を読まない理由の一つでもあります。
あと自己啓発本って何?
これに関しては若干食わず嫌いなところもあるけど。
自己啓発本って、読んだら成功するんですか?というひねくれた考えを持っています。
これを書きながら思い出したんですけど、こんな思想が生まれたのはきっと「もしドラ」を読んだ時からですね。
この本、僕が小学生くらいの時に大流行りしたわけなんですが当時はまあ読めるわけもなく。中学生くらいになってからやっぱり読んどけってことでお父さんに読まされたんですよね、確か。
まあ、一応小説なので自己啓発本として紹介するにはちょっと違うかもしれないんですけど
これがまっっったく面白くなかった。
内容もうっすらしか覚えてないですが、とにかくドラッカーという人のマネジメントに関する本を読んだ野球部とそのマネージャーが、その本に感化されて覚醒していくみたいな、大体そんな感じ。
そもそも僕の考えとして
"自分の考えは自分の経験から形成されていくもの"
という話があります。
要は他人の経験が自分に活きるとは限らないってことですね。だし、もし活きたとしても本当にわずか。そう思ってます。
確かにもしドラの中の登場人物たちは、ドラッカーの本から着想を得て成功体験を積んだのかもしれません。でもそれは自己啓発本を読んだうえで彼らの元々の経験や知識があったからできたことで、決して"本を読んだから"ではないと思うんですよ。
ただ、ある意味こういう考えに至ったということ自体、僕にも一定の効果を発揮したといえるのかもしれないのですが、それはあくまで僕が日々いろいろなことを考えて生きていたおかげであり、本を読まなくてもいつかは達成できたことだと思っています。
と、ここまで来て、一つ突拍子もないことを言ってみようと思います。それは"自己啓発本を読むことも一つの経験である"ということ。
「は?今まで散々意味ないみたいなこと言ってたやん」
という気持ち。わかります。僕も半分そう思いながら書いてます。
しかしここで僕が言いたいのは、自己啓発本を読んだらそこから自分なりの考えを用意しろってことです。
たまに自己啓発本をこれ見よがしに並べてる人とかいますよね?大体そういう人に限って読んだことに満足してるんですよね。
読んでその内容をあたかも理解した気でいる。話してみると大体そうなんですよね。「自己啓発本にこう書いてあったから、次から真似してみようかな」みたいな。
いやいや、あくまでその自己啓発本で言ってることは、その人の環境で正解だっただけであって、あなたの環境の正解ではないでしょって。
もっと自分の世界を見て、自分の考えを構築しろよ
そう思います。
この自己啓発本の話についてまとめるとするなら、自己啓発本を読む、ということに固執する必要はないし、日々を一生懸命考えながら生きていたら、おのずと自分の正解が見えてくるよって話です。もっと自分を持て。
そういった意味では、もしドラの学生たちは本を読んで自分たちなりに一生懸命考えたんでしょうね。だから成功した。ただそれだけの話。当たり前なんですよ。だからつまらなかったんだろうな。
漫画だと想像力が…何??
あとなんか世の中には一定数
小説 >>>>>>>>> 漫画
の考えを持つ人いますよね。まあこれうちの親なんですけど。
僕の家族って結構みんな本読む人たちで、僕だけなんですよ全然本読まないの。だから結構小さいころは本読めって言われたんですよね。
とりわけ意味わからんかったのがこれ。"漫画より小説を読め"。
なんか理由としては、文字から情景を思い浮かべることでどうたらこうたらみたいな感じだったと思います。
いや、無理があるだろ
別にそれって漫画でもできるくない??というのが僕の意見で。だって二次創作とかありますよね?あれこそ想像力の産物じゃないですか。創作までしなくても、皆さんもマンガ読みながら「いやあ、裏でこの人たちはこんな会話とかしてたのかなあ」とか思いますよね??これって文字から情景を思い浮かべるプロセスと結構同等のスキルを要しますよね。
あと僕はやっぱりあの量の活字は読めない!!!!よっぽど興味がないと。
漫画から考えさせられることだっていっぱいありますよ。鋼の錬金術師なんて、人としての在り方とか兄弟愛とか、いろいろ考える題材があるじゃないですか。漫画でもいいんですよ、全然。
人間って、なにも言葉だけで気持ちや考えを伝えているわけじゃないと思うんですよね。ボディランゲージ、なんて言葉もありますが、僕たちは気持ちを体全体で表現してるんですよ。
あと、たまたま僕が大学院の研究で音声から嘘を検出するシステムを専門に開発してたってのもこの主張を後押しできる理由の一つになってるんですよね。
今ディープラーニングを使った嘘発見器で一番効果があるのって、どの情報を用いたときか知ってます?
"映像"の情報を使ったとき、なんですよ。体の動きや表情、こういったデータを人工知能に食わしてやることで、大きな成果を発揮してるんですよね。そう、文章じゃないんですよ。"裏腹"なんて言葉もありますからね。言語情報なんて当てにならないんですよ。
人間は、視覚からの情報に大きく頼ってるんですよね。だからこそ、別に文字から想像する力を無理に育てる必要はなくて。目から入ってきた情報を元に思考を巡らせることができたらそれは立派な実践的訓練なんですよ。
だから僕は漫画を読んで、こんな表情をするこの人は何を考えてるんだろう。そんな感じで楽しんでます。
とは言っても、小説が好きな人の主張もあると思いますし、好きなこと自体はとてもいいことだと思うんです。確かに、言葉巧みに情景を書き出している小説なんかは、読んでて楽しいでしょうね。
ただ僕が言いたいのは、あくまで小説と漫画は別物であり、僕は小説は読めない、という話です。それぞれの良さを別々に考えることができれば、きっといいインプットができると思います。
まとめ
といった具合に、僕が本を読めないということに対して、いろいろと屁理屈を並べてみました。
皆さん、本を読むから頭がよくなるんじゃないんです。本を読むからすごい人になれるわけじゃないんです。これDaiGoが見たらめっちゃ反論してきそう。知らんけど。
あと僕からこんなこと言われても説得力ねえよってなる人もいるかもしれませんが、僕はこんな感じでも東工大の大学院まで行けました。もっとすごい人なんて死ぬほどいると思うんですけど、これは一つの成果であり、判断材料になるんじゃないかなと思います。(あ、あと普通にちょっと自慢ですこれは)
あとこの記事を読んでくれて「なんだこの文章。やっぱり本を読んでねえからだな」って思った方もいるかもしれません。
だとしたらその通りです!!ごめんなさい!!!!
ただ、やはりこれだけは言いたい。本を読んで満足しないで、そこから自分なりの答えを出してみてください。そういう人と話しているときは、誰と話すよりも楽しいです。
以上、今日は半分愚痴でした。
(もしかしたらこれ自体が自己啓発記事になるかもね!!)
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