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歩くときのこと

前回は太陽さんの力について書きました。痛みに対してだけではなく、うちの夫(アトピーと格闘中)曰く痒みにも効能があったとのこと。不思議です。

そして今回は歩くときのことについて。私が痛みを感じる部位は主に右側のお尻、腰、右足全体で、寝たり座ったりしている体制から立ち上がる時が一番大変です。痛み止めが使える期間ですら、この立ち上がりには毎日苦労しました。寝たまま手足を動かしてみて、あまり痛くない瞬間を狙って少しずつ体を起こしていきます。これにかなり時間がかかります。

立ち上がった後もしばらくは痛むので、立ったまま動かず耐えます(耐えられていたのか・・・叫んでる時もありました)。そしてまた少しずつ足を動かして、あまり痛くない瞬間を狙って一歩、一歩と前に進みます。こうして、朝起きてから歩くまでに数時間かかっていました。

血の巡りが良くなってくると、痛みが少し緩和されます。こうなったら、外に出てお散歩もできる!そしてさらに血行が良くなり、午後〜夜にかけては割と普通の生活ができたりもしました。それで散歩が大好きになりました。ねこが散歩についてくるようにもなり、今では向こうから誘ってくれます。

散歩の効果を最大限にする自分なりのコツも見つけました!うちは田舎なので簡単ですが、状況が許せば、舗装された道路より草むらだったり石ころだらけの道の方が血行促進されます。

それは、整備された道よりも多くの動きを要するからです。綺麗な花があったら跨いでかわしたり、坂があったり、ただ歩くだけではないですよね。比べてみたけど、やっぱり自然な道を歩く方が痛みが弱く心地よかったです。

なんだかまるで精製砂糖と天然の砂糖との違いみたいだな、と勝手に考えをめぐらせていました。精製砂糖は無駄がなく甘いけど、栄養が足りない。天然の砂糖は不純物とともにいろんなミネラルが入っています。人生ちょっと無駄のある方が元気になれるのかな、と。

ただ、注意したいのは転倒などの事故です。私自身、転んだら大変なことになるなとわかっていたので、すべての動きをゆっくり落ち着いてしています。できればよく知っている場所を選び、途中で木に美味しそうな実がなっていても、まずはすぐ近寄らずに足元を確認、切り株や急斜面がないか見ます。危なそうなら実はあきらめます・・・花や石を跨ぐ時でも、どんな時でも気をつけて行きましょう。



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