見出し画像

「幻想の城の中にいた少年が、知的好奇心を探求する旅に出る」ギフトセッション

普段、思考偏重の人にはぜひ読んでもらいたい。

本日のギフトセッション(天賦の才能を見つけるセッション)お客様。
30代前半の男性。いやーーーー、手強かった〜!(汗)

頭はすっかりロジカルシンキング。

気持ちまで頭で整理されてるんだもの。出てくる言葉は全て思考。
全て答えを出して片付けている。
内省しても思考が答えを出すから、
一人で内省することはあまり意味がない。うまくいかない。
私もそうだったからよくわかるなぁ。

そんな彼(Kさん)が話し始めた。

Kさん「社内で話をしていても、なんか違うなーと。意見が合わない。
考え方が違う。転職も少し考えていて・・・」

私「意見が合わない、考え方が違うなんてことは今までもたくさんあっただろうし、なぜ今そう思うのですか?」

Kさん「そうですよね・・・うーーん、人とつながらない感じがする」
私「つながらないとは?」

Kさん「何か自分が絶対そうだって直感で言ったときに、分からないって言われる時かな。そうなるともう話すのやめちゃう。」

私「脅かされる感じですか?ダメではなく、NOではなく、わからないって言われているから否定されていないですよね。わからないだけではないですか?では、どうなったらつながりますか?」

Kさん「何かが全ておさまるところにおさまった感じ。」

「何かが」って・・・なんでしょう。

私「自分が架空の夢の世界に生きてるの分かりますか?居心地のいい幻想の城を作ってそこの中で生きています。大人になりきれてないよいに見えます。」

Kさん「・・・わかる」

私「いつまでそこにいましょうか?もう出てきてそんな城は無いんだって現実を見ましょう!」

思考による自己完結のストーリーが完全に出来上がっていた。
ということで、城を自分で壊してもらいました。笑

Kさん「城の世界に少し飽きていたのかも。壊したらふわふわして、どこに行っちゃうんだろうと思うけど、ワクワクしてて心地悪くはないです。」

私「旅に出たらどうでしょう。旅と言うのは、リアル旅でもいいし、様々な人や価値観に触れ合うこと。人との繋がり方をリアルに実感すること。」

Kさん「でも、ワクワクと城を作ることが繋がっている気がしてまた作り出しそうな・・・」

私「ワクワクを追求したらどうなっていたいですか?」

Kさん「新しい発見があるといいです。」

私「今度は家庭なのか、仕事なのか、コミュニティなのか、リアルな城をつくればいいと思います。あなたがワクワクの旅に出た時、あなたは周りに何を提供しますか?」

Kさん「・・・自分の持っているリソースや知識を提供するんですかね」
私「ただいるだけでいいんだと実感してください。あなたのギフトは「少年が知的好奇心を探求すること」だから、自分が楽しんでください。提供は不要です。自分の知的好奇心で得た知識を発信するだけで、得たい人は得るし、要らない人はスルーするから、それで提供になります。」

Kさん「なるほど!城から出て、様々な人と会って、繋がる人と繋がった実感を持って、わからないと言う人にはどこが分からないか聞いて、そこでの発見や知識を発信するだけでいいんだ。繋がらない人がいてもいいし、会社を辞めるとか別に今答えを出さなくていいんだ。てゆうーか、答え出ないし。やってみて体験を積み重ねてみます!」

最後は「このセッション面白い!」と感想を言っていた。

「どんな感じに人のギフトが見えるのですか?」「いきなりなったのですか?」など、この感想と質問自体が、知的好奇心全開でした!笑

その直後、面白そうな新案件がメールに入って、流石にご本人も驚いていました!

そして、この時から数年後、
リアルお城(家庭)も創っていました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?