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1枚目の扉「あなたの人生にはオーナーシップがない」と言われて半年後、扉が開いた

ある人に「あなたの人生にはオーナーシップがない」と言われた話はこちら。それから半年後、まず1枚目の人生の扉が開いた。

私は中学1年生の時に出会い、いつも行動を共にしていた仲良し女子5人組がいた。
夏休み明けの2学期始業日。1学期の時と同じように井の頭公園駅で待ち合わせてみんなで一緒に学校へ。なんとなく、ほんとうになんとなくだけど、なんだかよそよそしい。
その違和感の理由は登校後に分かった。
昼休み明けに机の引き出しの中を見た。
見慣れないピンク色の封筒が入っていた。中には折り紙のように折られた手紙が4つ。
開けてみると、仲良しだと思っていた彼女たちからの手紙だった。
それぞれが書いて、折り紙のように折って、一つの封筒にまとめたようだった。
一つずつ開封すると「もうAmyとは遊べません。グループを抜けます」と書いてあった。
どれを開けても異なる字で同じ内容が書かれていた。
また、言いなりになるのが嫌だったとも書かれていた。

ハンマーで頭を殴られたような衝撃と共に、愕然とした。
その時、一気に私の中から感情が消える感覚があった。
こうして今書きながらあの時の自分の感覚を思い出しているが、きっと感情を出してしまったら、泣き崩れてしまいそうで、手紙を書いた子達と同じ教室にいる自分を保つことに必死だった。

そのためには、感情を殺し自分を守ったのだと思う。

そして、その時に2つ思ったことがある。
1つは、このような状況になっていたとは全く気付いていなかった。
彼女たちにすごく申し訳ない気持ちになった。
すぐに全員に謝った。
そして、もう1つは、

「集団の中で自己主張すると、総スカンにあうので、絶対にやめよう」

ということ。
この体験は、他のクラスにも友達ができ、しばらくすると彼女たちともまた元通りになった出来事ではあるけれど、でもまたいつ総スカンになるかという恐れはあった。

大人になっても自己主張してはいけないと思っていた。
だから、大勢の中で自分の話をする人が嫌いだった。場の空気を読めない人と勝手に判断していた。自分が我慢しているのに、あの人はなぜ?という事だったと思う。

そして、「あなたの人生にはオーナーシップがない」と言われた半年後、
私の中学生時代の体験談をある女子会で女性達に話した。
まだ出逢って2回目だったけれど、なぜか私はこの話をみんなにしていた。
そうしたら3人の女子が一斉に

「自己主張して何が悪いの?!いいじゃん!」と言ってくれた。

その瞬間、扉がパカーーンと開いた。

「そうだよね!もういいよね!」と私も。

それと同時に「私は本質を世の中に広めたいんだ」と湧き出て来た。

そして、「これが私のオーナーシップだ」とも思えた。

やっと、私のオーナーシップを持った人生とは、

私が自分に制限をかけず、私であること。
自己主張すること。
本質を広めること。

集団女子に受けた経験は、集団女子からの承認で癒されたのか、そのおかげで自分にOKを出すことができた。

そしてみんなに「自己主張、何からやるの??」と聞かれて思わず
「Facebookで宣言してみる!」と言っていた。投稿などほとんどしなかった私が。

女子会からの帰宅途中、お腹のあたりから静かなエネルギーが湧いてくる感覚になった。
静かだけど、鼻息は荒い感じ。笑
そして本当の安心感。今までの誰かに何かをしてもらう安心感ではなく、自分で自分を安心させる。これもオーナーシップ。

帰宅後、すぐにFacebook用に記事を書いてみた。
しかし、夜中なのでちょっと熱すぎるかも、と思って一晩寝かせてみた。
翌朝読んで、私的には大丈夫だったので(笑)投稿した。
ほとんど投稿をしたことがなかったから、どうなるか想像はつかなかったけれど、昨日の女性達の顔が浮かび、勇気を出した。
そうしたら、どんどんコメントが入って、100件以上「応援します」「会いましょう」などで溢れた。
そして、人事コンサルタントの仕事はもうできないとハッキリ答えが出た。

お客様の社長と会って契約終了をお願いした。「これからいろいろとお願いしようと思っていたのに。お金返して」と言われた。「今までも稼働していたのでお返しできません」と言ったら「ならいいけど」とあっさり・・・。人を試すようなやり方は、私は好きではない。
でも一言いいたくなるくらい、私は自分の人生を生きていなかったことが巻き起こし、結局迷惑をかけてしまった。

そして、私の宣言を見て、会おうと言ってくれた方々に会い続けた。
中には、私の考えをプレゼンしてみたら?とプレゼンする機会をいただいた。一人8分。
8分で何を伝えよう?今湧き出てくることを伝えようと思った。
そこには、私の他にも4人がプレゼンをした。どの人も優秀過ぎるほどの功績をプレゼンしていた。
私と言えば・・・「私は、自分の人生を自分らしく生きる選択をしました!そして、私は手からエネルギーが出ていて超柔らかいので、このあと触ってください!」とプレゼンした。(笑)その後の懇親会は握手をするための列ができ、妊婦さんにはお腹を触ってください!って言われた。(笑)おかげでたくさんの方とコミュニケーションが取れ、エグゼクティブコーチングのお仕事をいただいた。

他にもこんなにありがたいご提案をいただいた。

それは、仲間の経営しているビストロに仲間たちと集まったときのこと。「Amyこれから何したいの?」と聞いてくれたので、熱弁をしたが「よくわからないけど、独立すると孤独になるから月一で集まる会を作ろう」と提案してくれた。
それが「Amy会」のきっかけだった。
他にもたくさんの方が声をかけてくれた。「セミナーやる時はうちのオフィス使っていいよ」とも。また「Amy広報部長」として、私をどう売り出していくか、ということを業務時間使って会議してくれた方もいる。そして毎日何かFacebookで発信していこう!一カ月経ったら何かが変わっていると思う!と。

こうして声を掛けて下さった方々にお会いし続けたら、3カ月が経過していた。 
そして、ギフトセッションが誕生した。ギフトセッションの内容を発信し始めた。
そうしたら、「私のギフトもみて!」とたくさんの依頼をいただいた。

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