ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー感想







記事を開いたな?こんなもん読んでる暇があったらさっさと映画館に行ってザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを見に行け


           ◆当然ネタバレがある◆



美味いラーメンってあるだろ?色々あるけどな、上等な材料を過不足無く使い切って作った普通に美味いオーソドックスな醤油ラーメンを食ったことがあるか?それが「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」だ。

山ほどの香辛料も、大匙単位の脂やニンニクも、パクチーやパイナップルもちろん入ってない。フツーに美味い麺と、普通に美味いスープと、当たり前のように旨いチャーシューとネギとメンマが入った一杯、そこにレンゲが浮いており、胡椒やニンニクが入っていて使うかどうかは客が個々に判断する

それがザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーだ


マリオとルイージはニューヨークでしがない配管工をしている兄弟で、独立して全財産叩いてTVCM打ったり強そうなニューヨーカーに馬鹿にされたりしながら過ごしていた。なんやかんやあって異界につながる危険極まりない土管に吸い込まれおれたちがよく知るあの世界に行った

ルイージがクッパに捕まってマリオが助けに行くと決意し、可愛さに飽きた真の男キノピオの導きで会ったピーチ姫にその世界で戦えるように叩き上げてもらった。マリオは成長してライバルDKをノックアウトし、カートと援軍をもらい怒りのデスロードした

クッパはクッパであり、そしてクッパであった。誰もが納得するクッパ100%中100%のクッパであった。ペンギンたちを瞬殺してスターを奪いピーチに求婚し振られて更に力強く求婚した。


もうわかったな?やるべき事をやり尽くしたんだこの映画は。実績を全解除してトロフィーコンプした、この一本で、スーパーマリオを全クリした。映画評論家からの評判は良くないらしいが、評論を目的に娯楽を見てるような文化糖尿病の陰キャのゆう事なので全く当てにならない。

特定の主義主張に忖度しなくても良い物は作れると完全に照明したし、そうゆう特徴のないオーソドックスな醤油ラーメンが一番大衆に受けるとゆう事も証明した

ポリティにコレした人たちは真の女ピーチを見て満足できるし、声優オタクは真の男キノピオで大笑いできるし、マリオシリーズが好きな奴は好きなほど楽しめ、ケモナーのホモは大画面超美麗3DCGのクッパやDK質感で抜く。話もフツーに楽しめる脚本の手本みたいな構成だし映画評論家も逆張りさえしてればimpressions(表示回数)を稼げる

誰も損しない映画

クッパが急に歌い出した時は玉置浩二かと思ったしマリオのCVが宮野真守だと最後まで気づかなかった

そして死が救いくん、何やお前


           

まとめ

まあ、フツーに美味いよ。食っとけ。損させねえ

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