あれから毎日がレイニー・デイ

物語において天気は主人公(及びその場面での中心人物)の心情を表す。
「こんな家、出て行ってやる!」と飛び出せば、
必ず雨が降ることになっているのだ。

晴れの日がつらい時がある。
「お前も頑張れよ!」と、
背中を強くたたかれている気持ちになることがある。
いや、はあ、あはは……はい。
陰気な人間は日の光に重さがあることを知っている。

梅雨である。
気分は晴れない。
外は雨で、なんだか強くなってきた。

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