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[ニュース解説] ふるさと納税の経費ルール見直し 熟成肉と精米…返礼品の基準も変更

わんこふが注目の最新ニュースを解説します。今日は以下の3本です。

【1】ふるさと納税の経費ルール見直し 熟成肉と精米…返礼品の基準も変更

<<解説>>
現在のふるさと納税は、原材料がその地域でとれたものではなくても、加工や製造の主要部分を自治体内で行っていれば返礼品として使ってもOKというルールでした。例えば、他の県で採れたニラでも、冷凍餃子にしてしまえば、自分の自治体の返礼品として使える、というようなイメージですね。が、今回のルール見直しで「熟成肉」と「精米」については、原材料も同一の都道府県内産でなければならない、というように決まりました。Amazonのギフトカードなどはともかく、ふるさと納税の規制をやたら増やすのは、各自治体の創意工夫を潰すことに繋がるんじゃないかなと思います。

【2】「仕事で性別理由の不利益」若手男性に多く ニッセイ基礎研調査

<<解説>>
働き方改革や男性の育児参加などにより、バリバリ働きたい男性が不満を感じているのではないでしょうか。労働時間が健全化するのも、イクメンもどちらも素晴らしいことなんですが、それが理由で思い通りに働けず、仕事で成功できない、というように感じている人も意外と多いんだと思います。

【3】AIが設計した新薬、ヒトで試験 米国と中国で開始

<<解説>>
スタートアップのインシリコ・メディシンは、AIを利用して病気の発症や進行に関わるたんぱく質などを見つけ、その働きを抑える物質を治療薬候補として選び出すことで新薬を開発したようです。ヒトの体内に存在するタンパク質は10万種類にもおよぶと言われているんですが、AIは膨大なデータを処理し、その中から有益なデータを取り出すのが得意なので、今回のタスクなんかはまさに天職でしょう。これまでは人手がかかりすぎてできなかった創薬ビジネス、例えば1人1人のDNAに合わせてテーラーメイド医薬品を作る、なんてことが今後は実現すると思います。

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