見出し画像

H3ロケットの失敗原因が「過電流」だった件について

日本の次世代ロケット「H3」初号機が、第2段ロケットのエンジンに着火せず打ち上げに失敗した原因は、エンジンの電気系統に想定外の大きな電流「過電流」が生じ、着火するための電源が遮断された可能性が高いとの発表がJAXAからありました。

ご存知の方も多いかと思いますが、H3ロケットの第二段エンジンLE-5B-3は、H2A/H2Bロケットの第二段エンジンLE-5B-2を改良したものになっています。仮に電気系統の構成が全て共通しているとしたら、今後のH2Aロケットの打ち上げに大きな影響を及ぼすでしょう。

また、過電流、つまり電気回路に過剰な電流が流れたことが今回の失敗の要因になったわけですが、これは電子部品の小型化・軽量化も影響しているかもしれません。というのも、1969年11月に打ち上げられたアポロ12号や最近だと4年前(2019年)に打ち上げられたソユーズロケットは、打ち上げ後に落雷に見舞われていますが、その後も無事に飛んでいきました。つまり、昔の大きくて重い電子部品は、ちょっとやそっとの電流じゃトラブルを起こさなかったということです。それに対して、H3ロケットで使われている電子部品は許容電流がかなり低くなっているのかもしれません。

衛星打ち上げスケジュールの遅延など色々と大変だと思いますが、なんとか次の打ち上げで成功させて欲しいと思います。

@わんこふの日記

昨日は運転免許証の住所書き換えをした後に、TOHOウェンズデイを利用して「BLUE GIANT」と「Winny」を観てきました。会員じゃなくても1200円で映画が観れるのは良いですね!

BLUE GIANTはDolby Atmosの音、ストーリー、作画が全て素晴らしく、久しぶりに映画館で泣きました。ちょうど東京に出てきたばかりの自分と主人公がかぶって、感情移入したのかもしれません。やっぱり最初の一歩はバスタ新宿ですよね〜

Winnyは主人公の金子勇さんを東出さんが演じているのですが、役によってあんなに変わるのか!と驚きました。映画では長時間にわたる取り調べや金子さんが親しい人と連絡を取れない様子が描かれていて、胸が痛くなりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?