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読書の秋!『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた』を読んでみた!

皆さんこんばんは!Wanna Be MEのひなたです!9月も終わりに近づいてきて、段々と肌寒くなってきましたね〜。

読書の秋がやって来た!ということで、今回は私が最近読んだ、とある本をご紹介しようと思います📚🍂

そもそも私は普段はあまり、というか滅多に読書をしないのですが…、先日図書館で授業で使う本を探しているときに、ワナビーのInstagramで紹介されていた本を偶然見つけて『(秋だし)読んでみようかな〜』と思い至った次第です!笑

その本というのはこちら!

本

『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた ーあなたがあなたらしくいられるための29問ー』です。

ちなみに、紹介元の投稿にはジェンダーについて学べる本が他にもいろいろと紹介されているので、気になる方はこちらをご覧ください!⏬



この本では、ジェンダーに関する身近な疑問に対して、大学生目線での考え方がひとつの回答として示されており、読者にも考えるきっかけを与えてくれます。

今までワナビーや大学の授業などでジェンダーの問題に触れてきて、この本を読みながら「あっ!私もそれ思ってた!」と納得する部分もたくさんあり、「これは知らなかったな…!」と新たな発見をする部分もたくさんありました。

例えば、男性の育休取得期間が女性と比べて非常に短い原因は、『男性の育休』に対する周囲の無理解にある、と一般的には考えられがちですが、実際はそうではないかもしれないという話が書かれていたのですが、、、

ある大学の研究で299人の男性に育休について尋ねたところ、回答者の73.9%が「自分は男性の育休取得に肯定的」と答えた一方で、さらにそのうちの53.4%が「他人は否定的に捉えている」と答えたそうです。

そして彼らは、「他人も肯定的に捉えている」と思っている人よりも育休を取得しようとする意思が弱い傾向にあるそうです。

ここから、男性が「育休を取りたい!」と思ったときに、実際には男性の育休に理解のある同僚がいても「周囲は理解してくれないだろうな」という思い込みから育休の取得を避けてしまう場合があると言えると書かれていました。

今まで私も、男性の育休取得率が低い原因は『男性の育休』に対する周囲の無理解にあると思っていたため、この事実にはとても驚かされました!

ワナビーに入り、ジェンダーやフェミニズムについて自分なりに学んできたと思っていても、まだまだ勉強すべきこと、知るべきことはたくさんあるんだなと思わされました。そして読書はその一助になり得るのだとも実感しました。今年の秋こそは、この調子でたくさん本を読むぞ…!笑


それと、どことは言いませんが、読んでいてすごく心が救われる章もありました。

その問題について悩んでいるのは自分だけではないと思えたり、自分の在り方を肯定してもらえたり…そう読者に思わせられるのも読書の素敵な部分だなぁ、と久々の読書を通して改めて感じました。


この本には全部で29個の質問が収録されており、回答は読者のジェンダーに関する知識量や興味の程度によって「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」の三つに分けられています。

知識の多寡に関わらず、どなたでも気軽に、あるいは深くまで読み進める事ができる本だと思います!

また、他の質問と関連する部分には(→Q02)のような表記があるため、様々なジェンダーの問題があるけれど、どれも互いに関係しあっているのだということも再確認できました。

読書をすることで、私も含めた皆さんに新しい気づきを与えたり、心を救ったりしてくれる本が、文が、言葉が、見つかるかも知れません。

この秋の夜長に、一緒に読書しませんか??

皆さんも、フェミニズムやジェンダー関連のおすすめの本があれば、ぜひぜひコメントして教えてください~!

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