#性的同意年齢について考える
こんにちは、WannaBeMEです🔅
急に暑くなりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか^^
今日は、以前の小児性愛の記事の続きで、性的同意年齢についてお話しようと思います。
性的同意年齢
性的同意年齢とは、その年齢に達したら性的な行為に対して同意する能力があるとみなされる年齢のことです。
日本では13歳と定められています。
つまり、13歳以上であれば、例え性行為を強いられたとしても、明確な暴行や脅迫が伴わない場合、同意しているとみなされるのです。
この年齢を低すぎると感じた人も多いと思いますが、実際、13歳という年齢は世界で3番目に低い年齢です。
13歳 日本
14歳 ドイツ・台湾
15歳 フランス・スウェーデン
16歳 カナダ・イギリス・フィンランド
(2019年2月 国際人権NGO HumanRightsNow)
今年5月に、韓国で性的同意年齢が13歳から16歳に引き上げられたことも話題になっていました。
(ちなみに日本の性的同意年齢は明治時代から変わっていません、、、。)
この性的同意年齢に関連して考えるべきなのが、性教育の充実度です。
日本では13歳までに、性的な行為とはどんなことなのかを理解し、自分が性的な行為をしている/されているときにそれを認識し、それを同意または拒否できる能力が身に着く教育が行われているのでしょうか。
13歳のころを想像してみて、これにYESと言える人はほとんどいないのではないかと思います。
日本の性教育は最近また規制が厳しくなっており、その理由の一つに「七尾養護学校事件」があると言われています。
この学校で行われた性教育が過激であると指摘され、教育委員会から処分を受けた事件です。
曖昧な性教育を避けると「過激」だと言われる社会なのにも関わらず性的同意年齢は13歳という大きな矛盾が存在するのです。
最近もこんなツイートを見かけました。
助産師/性教育YouTuberとして活動しているシオリーヌさんのツイートです。
性教育はれっきとした「教育」で、子どものころから教えられるべき事柄なのにもかかわらず、未だに「いかがわしいもの」と認識されているのです。
これらの性教育への理解の低さと、13歳という性的同意年齢には矛盾を感じてしまいます。
性的同意年齢が時代に合ったものへと変化するとともに、性教育がより充実したものになることを期待しています。
今回は、性教育と性的同意年齢についてお話しましたが、性的同意年齢について知っていたという人はあまり多くないのではないでしょうか。
私も恥ずかしながら留学中に性的同意年齢の存在を初めて知りました。
私たち自身に大きくかかわることなのに、自ら調べないと知る機会はあまりありませんよね。
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