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産業保健提言シリーズ Ⅷ         「怒りを感情操作ではなくテクニックで解決へ」上司⇒部下のパワハラ予防

アンガーコントロールの鉄則として6秒の我慢が言われておりますがなかなか難しいものがあります。某元市長さんはアンガーマネージメント研修を受けられたとおっしゃっておられましたね、どうして効果が無かったでしょうか、感情はそう簡単には対応しがたいからだと思います。

難しい事もマニュアル化(テクニック)すれば出来そうに思いませんか・・
多くは上司が部下に暴言を吐いてしまうケースですね、
その際は必ずと言って主語を省き感情に任せ怒鳴ってしまっています。
そこで、主語をつけて叱る、指導する、教育する事をルール化すればよいのです。慣れるまでは少し時間が掛かりますが慣れれば大丈夫(^_-)-☆

主語を発することで(ほんの数秒)冷静になれるわけです。未だ科学的検証は出来ておりませんが、主語(私は、僕は等)を発した瞬間に我に返り、今ココの状態となっているのではないかと推察しております。
(マインドフルネスに通じる考え方です)

「I(アイ)」メッセージと言うテクニックを使ってパワハラ予防をなさってみませんか。
私はIメッセージに"愛を籠めて"いただけるととてもハッピーな気持ちになります。

難しい感情を操作的にコントロールするのではなく、先ずはテクニックから学ぶのも有りかなと思う今日この頃です。


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