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産業保健提言シリーズ Ⅸ      Well-Beingや新入社員早期退職問題を問われ 

「元気に楽しく働く」&「定着問題」
 (人事スタッフの苦悩に応え)

Well-Beingとは何ぞや(^_-)-☆
マズローの言う「承認」と「自己実現」の壁を如何乗り越えるかの問題と理解しました。人間の欲求を考えると「裁量権、自由度」を如何に高めるかが要件となると考えます、それらを可能にするために「安心安全」の環境を整えようとすると、上司が「責任を取る覚悟を持つ事」、最終的には「経営者の覚悟」に帰着すると考えるのですが如何でしょうか

“入社早々退職者問題”はいったい誰に責任があるのやら😢😢😢
最近のご相談の中に入社早々退職者問題があります。勿論、そのたびに補充採用せねばならず会社の負担は半端なく、担当者が疲弊するのももっともですが、国が流動化施策をやってますので、国と戦いをしているようなものですね、と先ず申し上げることにしております。
その上で会社として出来る事として
①    リクルート時に嘘をつかない、良いことだけを言う事の厳禁
②    採用後の社内での活躍パターン等を先例を明示しつつ説明しておく
③    何らかの根拠に基づいた配属(気質に基づく配置等も一考)を行う
④    入社時に「困ったり悩んだ時に相談することは権利であること」
  (私は義務でもあると新入社員にお伝えしております)を伝えておく
等々をお伝えしております。

流動化社会での戦いには以上のようなポイントだけは押さえておいておきたいですね。
途中入社の方々の場合はそれまでの退職歴につき、きっちりと確認しておく必要があることは言うまでもありませんが、されておられない場合もあり、これにはいささか驚きです。

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