息子がダウン症と判った日、産婦人科のベットで夫からのラインの連絡を見ながら、頭が真っ白になりました。血の気が引きました

外出の許可が出たので、入院中に息子が転院した病院に行ける事になりました。
その時車の中で詳細を聞きました。

息子の顔貌、手の平にますかけ線と呼ばれる真っ直ぐな線が一本見られることから、ダウン症の疑いがあるとのこと。染色体の検査をしてみないと断定出来ないという話でした。

私は「息子が私達の所に行きたいって思ってくれたんだよ」とか考えてたけど、これは産後のハイな状態だったのかなと思います。
退院後は毎日、毎日、毎日泣き続けてました。

産後すぐの心配事として
①もう仕事はできないだろう
②大人になったら凶暴化するかも
③この子のせいで私達夫婦は不幸になる
というのがありました。

2年後経った今ですが
①もう仕事はできないだろう...→保育園入れました！！復職して、他の健常児の親御さんと同じ様に働けてます。（これは地域によって色々みたいですが）

②大人になったら凶暴化するかも→それは今は分からないとしか言いようがなくて....
現在まだ2歳で保育園行ってますが、お友達に手を上げることはないです。むしろ逆に周りの子から髪の毛引っ張られたりとかはありますが、仕返ししたりとかは無いです。

知的障害者＝暴れるとか、何するか分からなくて怖いという風な偏見を持ってしまうのは仕方ないかなと思うのですが、どこ情報？？
多分、ただのイメージですよね。

③この子のせいで不幸になる→「ダウン症じゃなければなぁ」とか「健康に産んであげたかった」と悲しくなることはしょっちゅうあります。それが不幸か？と聞かれると、正直分からないです。
息子目線で考えると、まぁまだ2歳なので毎日楽しそうにしてます。あと、私の幼少期から比べると、父親の愛情をたーくさん受けてるなぁって感じます。
私目線では不幸なのかなぁ...産後すぐはそう思っていたと思います。今は不幸というより、不運だったなぁとは思います。

産後すぐの後悔
・なんで検査を受けなかったんだろう

これに尽きます。私は1年間くらい毎日考えました。
「あの時産婦人科医が異変に早く気づいてくれれば、こんな事にならなかったのに」
「中絶できた人はいいなぁ」
そんな事ばかり考えました。

ここからは自分の中で処理した考えなので、みんながそう思える訳ではないと思うのですが、

出生前診断って
・強制じゃない
・どこの産婦人科でも受けられる訳じゃない
・羊水検査とか含めると、トータル25万以上す　　
　る
・息子を産んだ時はまだ年齢などの制限（35歳　　　
　以上など）があった

そのうえ妊婦健診では異常は指摘されなかったとなると、よっぽど検査について調べたりしないと「受けよう！」とはならなかったかなぁと

ここからは自分の中で処理した考えなので、気になる方だけ見てください