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令和六年 初場所まとめ

【相撲エッセイ】

初日から幕内力士が全員揃っているのはやはりいい景色です。

前から弓取式を行っていた力士も戻ってきたので、また、キレッキレの弓取式が見られて嬉しいです。

そして小結に昇進した宇良(うら)が、初っぱなから結びの一番で横綱と対戦というのも面白かったです。

2日目。若元春(わかもとはる)が横綱に勝ちました。横綱は勝って当たり前みたいなところがありますが、横綱には失礼ですが横綱が負けると盛り上ります。客席の座布団が舞うのも納得です。若元春にはまた番付を上げていってほしいです。

平幕力士が大関や横綱に勝ったときのインタビューは力士の個性が出るので見ていて面白いです。

小兵でガッツのある翠富士(みどりふじ)はいつも ( ´∀` ) ←こんな感じでのびのびと笑顔で嬉しそうにしゃべるので、見ているこちらもよかったね ( ´∀` )と嬉しくなります。

そんな翠富士に、固くてフタが開かなくなってしまったビンを渡したら
「あ、いいっすよ」と笑顔で応えて
フタを開けてくれそうな気がします。

6日目。横綱と翔猿(とびざる)の一番。
横綱がファイヤーしてました。一応相撲なのですが、実際には翔猿を潰しにかかっているように見えました。翔猿が負けて土俵の外に出ました。一礼して取組を終えるために再び土俵の上に戻るワケですが、それすらも許さない、土俵に上がってきたらまた張り倒すくらいの、おっかない横綱の表情が印象的でした。

高安は、いい感じだったのにケガをして休場になったり、もう少しなのに優勝できなかったりするので見ていて切ないです。そんな高安には相撲の神様である「のみのっち」から、のみのっちパワーを注入してほしいです。

【神様の本名】
野見宿禰(のみのすくね)
↑コピーしました
絶対自力で書けないやつ。

7日目。霧島(きりしま)と北勝富士(ほくとふじ)の取組。両者の勢いが行司にぶつかり行司がコテンと倒れました。とてもいい相撲だったのですが行司のことも気になって、力士と行司どちらをみれば良いのか分からなくなってしまいました。ケガはなさそうでしたが、行司の仕事も命懸けです。

14日目。豊昇龍(ほうしょうりゅう)の休場により横綱の不戦勝。千秋楽の前日に予想外の展開でした。結びの一番が横綱ではないという、レアな光景が見られました。

千秋楽。宇良(うら)と竜電(りゅうでん)の取組。宇良がブリッジをしながら竜電を投げるような、スロー再生でちゃんと見ないと何が起きたのか分からないようなすごい技の相撲でした。

横綱と琴ノ若(ことのわか)の優勝決定戦。
その前に、ちゃんとマゲのお直しが入るのがいいなと思いました(*´꒳`*)
琴ノ若は負けましたが、土俵から落ちるときの体勢に執念を感じるいい相撲でした。

【まゆみ山的 三賞】

☆大関いけるで賞
琴ノ若(ことのわか)

きっと大関になれる力士に
贈られる賞です。

☆たぶん硬派で賞
大栄翔(だいえいしょう)

「自分、ふざけるの嫌いなんで」みたいな真面目そうな力士に贈られる賞です。

☆意外と怖いで賞
照ノ富士(てるのふじ)

目の前に立たれてガン飛ばされたら
意外と怖そうな力士に贈られる賞です。


ハッケヨイー (((ノ`^´)ノヾ(`^´ヾ))) ノコッタァ
満員御礼      満員御礼


横綱は久しぶりの復帰でしたが
やはり横綱でした。

照ノ富士、照ノ富士ファンのみなさま
優勝おめでとうございます!

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