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幸運を掴むためには

プランド・ハップンスタンスって聞いたことありますか?
日本語だと「計画的偶発性理論」なんて呼ばれたりします。

簡単に言うと、キャリアは偶然によって左右されることが多く、
8割のキャリアは偶然によって形成されるというものです!

では、この「よい偶然」を生み出すには
どうすれば良いのでしょうか?

そんなことを知るために、このような本を読みました。

1. 要点

この本の要点はこちらです。

・一つのことにコダワリ過ぎない
・忍耐強く行動を起こす

一つのことにコダワリ過ぎることで、逆に機会を失ってしまいます。
一方で、チャンスを掴むためには、忍耐強く行動することが大事です。

2. コダワリ過ぎない

一つのことにコダワリ過ぎるのは危険です。

周りの環境が変わっているのに、
自分だけ変化しようとしていないからです。

子供のころ、人を健康にしたいと思い
医者を目指した人がいたとします。

しかし、その子は勉強をしていくうちに、
自分が勉強が苦手だということに気づきます。

ここで、医者を目指し続けるという道もありますが、
大変な苦労をしてしまいます。

一方で、軌道修正をし、医療機器や食品業界に関わることによっても
人の健康に貢献することができます。

分野を変えることで力が発揮されることもあるかもしれません。

アメリカの有名なコメンテーターの最初のキャリアは
企業の受付係りだったという例もあります。

一つの分野に固執して視野を狭めてしまうのは、危険かもしれません。

3. 忍耐強く行動を起こす

自分の運を生み出すには、行動を起こすしかありません。

自分に良い結果をもたらすか、悪い結果をもたらすか、
結局やってみないとわからないからです。

また、失敗したとしても、それを活かす姿勢が大事です。

この姿勢により、自分が望んでいた結果よりも
良い結果を導くこともあるのです。

KFC創業者のカーネル・サンダースは1,009回交渉に失敗しています。
電球を作ったエジソンは、20,000回失敗しています。

満足いく結果を出すためには、忍耐強く行動を続けるしかないのです。

4. 編集後記

コダワリ過ぎないことと、忍耐強く行動することは
背反しているように思います。

しかし両方とも正しいことを言っており、
それぞれのバランスがとても重要なのだと思います。

私も、どちらかに偏ることのないようにしていきます!



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